予算5万円まで国産復刻モデル【セイコー、シチズン、カシオ】1970年~80年代の名作をアップデート
これまで、復刻モデルといえば1960年代前後の時計が主流だったのだが、ここ数年は70年代から80年代に人気を博した安価なモデルの復刻が数を増やしている。 【画像】5万円台までの予算で3選、国産ブランドの復刻時計を拡大して見る 80年代と聞くとつい最近のことのように思えるが、実際は40年ほどの年月を経過しているため、若者には新鮮なデザイン、筆者のように40代の時計好きには、懐かしさを感じるデザインとなっている。 デジタルウオッチ黄金期の80年代は隠れた名作も多く、語れるストーリーを備えているのも魅力と言えるだろう。安価なモデルであれば1万円以下から手に入れることもできるため、大人のセカンドウオッチとしてもおすすめだ。
【予算5万円まで国産復刻モデル_其の1】
SEIKO 5 SPORTS(セイコー 5スポーツ) ヘリテージデザイン復刻 限定モデル 5 スポーツのアーカイブから、時計愛好家の間で“本郷モデル”と呼ばれるモデルを復刻。オリジナルロゴを含めて、当時の大きさ、形状などを可能な限り再現しつつ、実用性の高い現代のキャリバー、4R36を搭載。
【予算5万円まで国産復刻モデル_其の2】
CASIO Collection(カシオコレクション) カシオクラシック 1970年代後半に発売されたフロントボタンモデル52QS-14Bを、当時と同じフルメタルケースで復刻。メタル素材のアイコニックなフロントボタン、ヘアラインと鏡面で磨き分けされたケースなど、レトロな見た目と上質感が程よく両立している。暗所でも時計の読みやすさを維持するためのLEDバックライトのほか、ストップウオッチ、アラームを搭載しており、実用性にも優れる。
【予算5万円まで国産復刻モデル_其の3】
CITIZEN ATTESA(シチズン アテッサ) シチズンコレクション レコードレーベル1984 クロノグラフ限定モデル 1984年に発売された多機能アナログクォーツクロノグラフ“スポルテ MS”をアップデートした復刻モデル。ケースからベルトにかけてのスタイリッシュなラインや、少し武骨な印象を与えるベゼルの飾り穴処理を再現しながら、ケースとベルトに加えてベゼルにもホーニング処理を実施。また、黒文字盤や、ミラー仕上げのリューズとプッシュボタン部分など、1984年当時のモデルをリスペクトした仕様が採用されている。
文◎Watch LIFE NEWS編集部