戸郷翔征「前回日本シリーズ出たときは全部で8連敗したので…」CS初戦へ準備万全 DeNA牧・佐野・オースティンを警戒
◇プロ野球セ・リーグ CSファイナルステージ 第1戦 巨人-DeNA(16日、東京ドーム) 【画像】菅野智之投手にビールを掛ける戸郷翔征投手 12年ぶりの日本一奪還へ、CSファイナルステージ初戦に先発が予定される巨人・戸郷翔征投手が心境を語りました。 今季開幕投手を務めた戸郷投手はシーズンを通して先発ローテーションを守り抜き、26試合12勝8敗、防御率1.95を記録。156個の三振を奪い、2年ぶり2回目の最多奪三振のタイトルを獲得しました。 シーズンを終えた後も、フェニックスリーグでの調整登板を行うなど、CS初戦へ準備万全の戸郷投手は「明日の初戦は負けられないです。明日勝つとすごい有利に試合を進められますし、明日大事な戦いとわかっているので、全力で勝ちに行きたいなと思います」と意気込みました。 対戦するDeNAとは、今季5試合で1勝2敗と負け越しも、防御率は1.54。DeNAの印象を聞かれ、「バッターの(打)率も高いですし、牧さん佐野さんオースティンみんなすごい良いバッターなので、そこをなんとか抑えられるように。ずっとデータ見てきましたけど、しっかり対策できればなと思います。明日抑えるか抑えないかで、その後の試合も打線のあたたかさっていうのを保っちゃうと思いますし、すごく大事なことだとわかっている。抑えられれば一番良いですし、得点を与えないだとか、ヒットを打たれても0に抑えるってところを意識しながらやっていければ、しっかり良い形でつなげるかなと思います」と話しました。 12年ぶりの日本一奪還へ向けて、戸郷投手は「短期決戦の難しさってのも僕自身も体験してわかっていますし、前回日本シリーズ出たときは全部で8連敗したので、そこの悔しさもあります。まずはこのファイナルを勝たないことには、そこ(日本シリーズ)までもいけないので、多少プレッシャーもあります。でもみんなが支えてくれているので、気楽に行きたいなと思います」と話し、過去の苦い思い出からリベンジを誓いました。