ラグビー日本代表、宮崎合宿及び、パシフィック・ネーションズカップのカナダ遠征メンバーを発表
「ジャパンラグビーの次の世代が大きな肝になる。今いる世代は選手が日本をトップ8、トップ4に導いてくれる世代だと信じている。今回のスコッドで、20キャップ以上保持しているのは4名のみだが、これが現在の日本ラグビーの現状。前回ワールドカップから、日本ラグビーが変わらないといけないことは明らか」。
「若手の育成にどんどん投資していかないといけないが、その過程には痛みもともなうし、臨まない結果が出るときもある。しかし、若手の育成にはとても大きな自信があり、育成に力を入れて、次の世代のジャパンラグビーを作っていきたい」と語気を強めた。
また、カナダ代表戦以外はホームで戦うパシフィック・ネーションズカップの目標について聞くと、「超速ラグビーをどんどん向上させていくところが大きなメインの意図。試合ごとにインテンシティー、レベルを上げていきたい」。
「もちろん、パシフィック・ネーションズカップで優勝することが一番の大きな目的。テストラグビーは挑むからには勝たないといけないし、勝つことに意味がある」。
「同時に発育のステージにあることは認識しないといけない。若手のチームで、若い選手を育てることは忍耐力が必要。そういうことで超速ラグビーを極めて、結果に結び付けていきたい」と先を見据えた。
日本代表選手35名は、8月10日に宮崎に入り、8月25日(日本時間26日)のカナダ代表戦に向けて再び強化を進めていく。
◆日本代表宮崎合宿および、カナダ遠征メンバー35名 (所属/キャップ数) ☆:初招集 【FW:19名】
PR 岡部崇人(横浜キヤノンイーグルス/2) PR 三浦昌悟(トヨタヴェルブリッツ/9) PR 茂原隆由(静岡ブルーレヴズ/3) PR 木津悠輔(トヨタヴェルブリッツ/5) PR 竹内柊平(浦安D-Rocks/6) PR 為房慶次朗(クボタスピアーズ船橋・東京ベイ/3) HO 坂手淳史(埼玉パナソニックワイルドナイツ/44) HO 原田衛(東芝ブレイブルーパス東京/3) HO 松岡賢太(コベルコ神戸スティーラーズ/0)☆