ラグビー日本代表、宮崎合宿及び、パシフィック・ネーションズカップのカナダ遠征メンバーを発表
6月から7月のテストマッチに出場したFB(フルバック)矢崎由高(早稲田大学2年)だけでなく、SH村田、WTB海老澤の大学生2年が3人選出された。
指揮官は「前回のキャンペーンにはもっと多くの大学の選手参加し、今回は、それぞれの所属大学に専念する選手も見られたが、永友(洋司)チームディレクターと(大学の)協議の結果があり、明治、早稲田、京都産業大学からありがたいご支援をいただいた上で、カナダの遠征には村田、海老澤、矢崎の3人が参加することになった」と説明した。
また、LOウルイヴァイティ、FLマプスア、そしてWTBツイタマを招集したことに関してジョーンズHCは、「それぞれの強みを活かしたプレーを期待したい。超速ラグビーを体現していくことにいかにはやく順応できるか、チームプレイヤーであるかを見極めていきたい」。
「エピネリ・ウルイヴァイティに関しては、ハードワークするタフなLOが必要だと思った。前回のキャンペーンでは、小瀧尚弘がいいプレーをしたが、もう1人のオプションとして招集した」。
「アイザイア・マプスアに関してはバックローにケガ人がおり、慶應義塾大学を経て、トヨタでとてもいいパフォーマンスしているし、リーチが担っていた4番、6番をカバーする選手として招集した」。
「WTBマロ・ツイタマはずっと興味があった選手で、代表資格を得たので招集した。WTBはジョネ・ナイカブラ、ツイタマといったタフな選手がおり、海老澤や根塚洸雅とワイルドカードで活躍できる選手もおり、スコッドとしても選手層が厚くなっている」と話した。
FW(フォワード)のシニアプレイヤーである、前回のツアーでキャプテンだったFLリーチ、さらにNO8(ナンバーエイト)テビタ・タタフ(ボルドー)、SH齋藤直人(トゥールーズ)の海外組は選出されなかった。
ジョーンズHCは「実質、新しいスコッドになる。齋藤、タタフ、リーチがおらず、キャップ数は120少ない。キャプテンは、ある程度固めているが、選手が合宿に合流したら決めたい」。