『ユイカ』が語る、SNSで注目を集めたことによる心境の変化、坂口有望からの影響
SNSを飛び越えて、皆さんの目を見て歌うっていうことをもっとしてみたい
―気になる点として、曲のタイトルの句読点の「。」には、どのような意味合いが? 高校生の時に書いた曲には「。」を付けて、大学生以降に書いた曲については「。」を付けていないんですけど、最初に「好きだから。」のタイミングで「。」を付けてしまったので、自分の中で、「。」を付けるのが当たり前になっていたんです。でも、何かひと区切りと言いますか、大学生以降の曲は、ちょっぴり大人になった『ユイカ』が書いた曲なんだと分かってもらうために、「。」を外しました。なので、これから先の曲も全部「。」を外して書いていこうかなと思っています。 ―アルバムリリース後にはライブも控えていますが、人生初ライブなんですよね? 初ライブ前の今、どんな心境ですか? ライブはやりたかったことなので、すごく楽しみな気持ちもあるんですけど、私はまだ、お客さんというか、私の曲を聴いてくれている人と会ったことがないので、本当に存在しているのか、まだ疑っています(笑)。だから、今回のライブで、直接自分の目で確かめてみたいなと思っています。人生初ライブの感情というか、体験は1回しか味わえないものですからね。それは、『ユイカ』の初ライブを体験するお客さんも一緒なので、貴重な体験として、絶対に記憶に残るようなライブにしたいです。 ―ライブのタイトル「Agapanthus(アガパンサス)」には、どんな思いが込められていますか? アガパンサスは、花の名前です。初めてライブをする日が6月27日なんですけど、この日は「好きだから。」のリリース日で、『ユイカ』が始まったスタートの日でもあるので、この日にライブをしたかったんです。そんな6月27日の誕生花がアガパンサスで、しかも、花言葉が「恋の訪れ」や「ラブレター」とか、『ユイカ』というアーティストにすごく当てはまる花言葉を持つ花だったし、見た目も可愛らしい花だったので、しっくりくるなと思って、今回のライブタイトルを「Agapanthus」にしました。 ―しっくりどころか、運命的な感じさえしますね。ちなみに、憧れの坂口有望さんにはもう会うことは出来たのですか? はい、会えたんです。先日、ライブを観に行かせて頂いた時に、少しだけご挨拶をさせて頂き、その後、ご飯にも行かせて頂きました。私がひたすら一方的に、好きだという気持ちを喋り続けていたら、最後に、坂口さんが、「自分の曲や自分の活動をこんなにも応援してくれて、自分の曲が1人の女の子の活動をここまで大きくして来たんだと思うと、すごく嬉しい」と言ってくださったので、私も、いつか誰かに憧れられるようなアーティストになりたいという新しい目標も出来ました。 ―では、最後に、シンガーソングライターとしてメジャーデビューを果たした『ユイカ』さんの今後の夢や目標を聞かせてください。 ライブをたくさんやっていきたいです。今までは、SNS上で活動して来たんですけど、SNSを飛び越えて、皆さんの目を見て歌うっていうことをもっとしてみたいです。そして、自分の曲をさらに多くの人に届けられるように、今のままで満足せずに、より数字にもこだわりながら、音楽活動を続きていきたいなと思っています。 <リリース情報> 『ユイカ』 1st Album『紺色に憧れて』 2024年6月14日配信 配信リンク: =収録曲=(全13曲収録) 1. 紺色に憧れて 2. すないぱー。 3. わがまま。 4. そばにいて。 5. 恋をしているみたいなの 6. イマジナリーフレンド 7. 運命の人 8. 嘘 9. 恋泥棒。 10. スノードーム 11. ひそかな願い。 12. 桜想 13. 好きだから。 <ライブ情報> 『ユイカ』1st LIVE「Agapanthus」 2024年6月27日(木)KT Zepp Yokohama OPEN 18:00 / START 19:00 ※ticket sold out!! 『ユイカ』 TikTok : YouTube: Instagram : Twitter :
Rolling Stone Japan 編集部