東京サントリーサンゴリアス、埼玉パナソニックワイルドナイツとの大一番を前に練習を公開
第6節が終わった後、ニュージーランドに戻って、家族とリフレッシュしたというオールブラックス95キャップのFL(フランカー)サム・ケインは「相手はストラクチャーがとてもしっかりしていて、攻守ともに強い。とても楽しみなチャンスなので、ベストを尽くして戦いたい。準備の段階でエネルギーが満ちているので、強度を高めながら迎えたい」と語気を強めた。
ジャッカルの世界的名手であるFLケインは、やはり接点周りの練習を若手とやっているそうだ。「毎日ではないが、時々、接点周りを教えている。FL山本凱とは一緒に自己練習している。凱は最強くらいのタックラーだね。FL下川甲嗣とも練習をやっている」。
また、ブルーズ戦でリーグワン主催試合で初先発した、アルゼンチン代表104キャップのSO(スタンドオフ)ニコラス・サンチェスは「準備は十分だったと思うが、結果につなげられず悔しかった。今は選手の癖、スタイルを知ろうとしている段階」と話した。
残念ながらワイツドナイツ戦は、メンバー外となったが、来日して驚いたことを聞くと、サンチェスは「家族と来日して楽しんでいる。日本に来る前は、食事はどうかな?と思っていたが、焼肉、オムライス、寿司、蕎麦などむちゃくちゃ美味しい!」と頬を緩めた。
三重ホンダヒートのアルゼンチン代表のFLパブロ・マテーラとの対戦は心待ちにしており、「パブロと対戦することは、特別な意味があるので楽しみ。(パブロは)ワールドカップの日本代表戦でケガをしたので、本人にとっても復帰は特別な日になるのかな」と話した。
ワイツドナイツ戦を含めて、開幕から7試合連続で10番をつけて先発するSO高本幹也は「少しずつ余裕が出てきたので、ランもチャレンジしようと思っている」とコメント。
そして、「難しいことではなく、規律を守って、細かいエラーをしないことを続ければ、ロースコアに持っていって勝ち切れると思っている。規律を崩して、細かいミスをすると相手のペースになってしまうので、10番としてチームに言っていきたい」と冷静に話した。