オジサンが夏に履いた革靴がカビだらけになる!? 革靴を長持ちさせる正しいお手入れの方法
あなたの革靴はしっかり手入れされていますか……?
まだまだ厳しい暑さが続いてはいますが、少しづつ雨などで涼しい日が出てきました。 この夏、仕事やプライベートで毎日のように革靴を履き続けていた方も多いでしょう。そんなみなさんは革靴を正しく手入れできていますか? カビオジに要注意! 夏の名残り臭いに型崩れ……今こそ革靴ケアの時期ですよ。 夏の間汗を吸って蒸れた革靴の匂いは酷いものですし、そのまま放置していては革靴自体の早期劣化にも繋がります。最悪の場合には革靴がカビてしまうことも……。 一度お手持ちの革靴を確認してみてください。白い粉が出ていたりしませんか? それ、カビですよ。 革靴をダメにしないためにも正しいお手入れと管理が重要です。この記事を読んで革靴のお手入れ方法をマスターしてしまいましょう。
まずは重要なポイントをご紹介!
革靴を長持ちさせるために重要なポイントをまずは確認していきましょう。 ポイントは三つ。 ➀皮革を乾燥させない (2)カビを増やさない (3)雑菌を増やさない 革は乾燥すると縮んでしまいます。カビや雑菌は臭いのもとに。 これらを防ぐことが革靴のお手入れでは必要になってきます。 では実際のお手入れ方法を見ていきましょう。
(1)つま先に溜まったホコリを取り除く
意外と気が付きにくいのですが、靴下の繊維などがもとになっていつのまにか革靴のつま先にはホコリが溜まっています。 そのまま放置しているとホコリが革の水分や油分を吸収し、革が乾燥してしまいます。さらに吸収した湿気を溜めこんだ結果カビの温床になることも……。
こうならないためのオススメのお手入れアイテムが「消毒用アルコール」。 方法は簡単。消毒用アルコールをコットンにしみこませてつま先に溜まったホコリを拭いとるだけです。もし上手く拭うことができないときは割り箸などの細長いものにコットンを巻き付けて固定し、ホコリを搔き出すことで綺麗にホコリを取ることができます。
(2)革に油分を補給
汗や雨に濡れたまま放置していると、水分が乾くのと一緒に油分も持っていかれてしまい、革の乾燥が進みます。
ホコリが溜まったときと同様、これではカビが発生しやすくなってしまいますし、革自体も縮んでしまいます。 革靴が濡れてしまった際はタオルで優しく拭き取ってから、新聞紙などの吸水性が高いものを中に詰めて、壁に立てかけた状態で乾かしましょう。 乾いたら、革靴用のクリームを全体に塗って馴染ませてください。革に油分を与えることができるため、縮んでしまうのを防ぐことができます。