大谷翔平は「史上最高の野球選手になりたいと思っている」指揮官も“前人未到”の「50‐50」へ期待「丸い数字も好きだからね」
目の覚めるような打球が右翼ポール際へと放たれた。ドジャースの大谷翔平が現地時間9月8日(日本時間9日)、本拠地でのガーディアンズ戦の5回一死の第3打席、自己最多タイの46号ソロを放った。 【動画】右翼ポール際へ豪快な一発!大谷翔平が46号本塁打を放つシーン 打球速度116.7マイル(約187.8キロ)、角度34度、飛距離450フィート(約137.1メートル)の一発にスタンドも騒然となる。史上初の「46‐46」を達成し、自己新記録となるシーズン101打点に到達した。 あまりの打球の速さに行方を追えないほどだった。審判団によるビデオ判定も行われたが、覆ることはなかった。米メディア『MLB.com』は「印象的な一発だった」と記している。 同メディアは、試合後のデーブ・ロバーツ監督のコメントを掲載。指揮官は前人未到の「50‐50」へ期待がかかる大谷について「彼は史上最高の野球選手になりたいと思っていると思う。それを実現する一つの方法は、誰も成し遂げていないことをすることだが、彼はすでにそれを成し遂げている」とコメントし、「私たちは(40や50などの)丸い数字も好きだからね」と話した。 ドジャースは先発陣の故障が相次ぎ苦しい状況の中、この日はジャック・フラーティが8回途中4安打無失点と好投。同メディアは、ナ・リーグ西地区制覇とポストシーズンに向けて「フラーティがキーマンとなることを期待している」と記している。 シーズンは残り19試合。大谷が望んだ「ヒリヒリする9月」を乗り越え、自身の大記録とともにチーム全員で地区優勝をつかみにいく。 [文/構成:ココカラネクスト編集部]