【囲碁】「夫は家、妻は犬」新婚の藤沢里菜女流本因坊、賞金250万円はグッズに 初の和服対局
囲碁のトップ女流棋士4人が和服姿で初めて対局する「女流囲碁アマノ杯青龍戦」(優勝賞金250万円)決勝、藤沢里菜女流本因坊(26)対上野愛咲美女流立葵杯(23、上が黒=先手=番)戦が7日午後2時30分から横浜市「三渓園」で始まった。 終盤きわどい勝負となった対局は、藤沢が1目半勝ちした。「うれしく思います。袖が邪魔になって盤の端に当たって石をおとすこともありませんでした。帯がきつくて苦しいかと思いましたが、気にならず集中して対局できました」と振り返る。 獲得した優勝賞金250万円は、「愛犬のグッズ購入に使います」と笑う。今月1日に結婚を発表したばかり。同日の広島アルミ杯・若鯉戦を制した表彰式で藤沢との結婚を発表した横塚力七段は、優勝賞金を「家の資金」と使い道を明かしたが、こちらは犬だった。