モラタの代役はミラン生え抜きの神童カマルダ!監督が16歳のセリエA初先発を予告「彼は何も恐れない。エイブラハムより準備ができている」 | セリエA
【欧州・海外サッカー ニュース】ミランのパウロ・フォンセカ監督が、日本時間11月10日2:00に予定されているセリエA第12節カリアリ対ミラン戦へ向けて前日会見へ出席し、意気込みなどを語った。 【動画】カルチョの未来を担うヤングスター
ミッドウィークに行われたUEFAチャンピオンズリーグにおいて、強豪レアル・マドリーに3-1と勝利を収めたミラン。スペインでの勝利を後押しに、日本時間10日、カリアリと敵地での一戦に臨む。ミランの指揮官フォンセカが記者会見で意欲を示した。 「マドリードでの良いプレーを思い出し、維持することが大切だ。だがカリアリでは、異なる試合となるだろう。われわれも別のチームにならなければならない。勝つために、正しい姿勢で臨まなければならない。いま、ポイントを取りこぼすわけにはいかない。良い試合をしてレアルに勝っても、カリアリに勝てなければ意味がない。明日、勝つことが重要だ」 「なぜインテルやレアルに勝てて、より簡単な対戦で負けたのか? 選手たちは、ビッグマッチの方が、モチベーションが高い。だから私はカリアリ戦を心配している。それにビッグクラブが相手となると試合は完全に異なる。レアル戦では、プレーするためのスペースがあったからね。その点、モンツァやカリアリなど守備固めをするチームを相手に、最大限の力を発揮することはより難しくなる」
10番レオンと16歳カマルダが先発へ
フォンセカは、背番号10番の同胞FWラファエウ・レオンを、レアル戦に続いて先発起用することを明かしたほか、関係悪化を否定した。 「レオンは明日、試合開始から出場する。彼はマドリードで良い試合をしたが、もっとうまくできるはずだ。最後の判断や守備面において、改善できるだろう。彼に関して取り組みを続けているのは、彼自身にとっても、チームにとっても大切なことだからだ」 「われわれの関係は良好だ。彼に関してある戦略を取ったが、結果が出なかった。だが戦略を変えたことで、良くなりつつある。レオンとの間で問題が生じたことは一度もない」 ポルトガル人指揮官はまた、練習中に頭部を打ち、カリアリ戦を欠場するFWアルバロ・モラタの代役に、下部組織出身の16歳の神童FWフランチェスコ・カマルダを起用する方針を示した。 「選手たちは、対戦相手の特徴に応じてメンバーを選択することを理解してくれている。明日は(タミー)エイブラハムが先発? いや、カマルダが出場する。彼がプレーすることに驚きはない。16歳だが、毎日、トップチームと取り組みをしている。選手は年齢ではなく、クオリティだ」 「現時点で、カマルダの方がエイブラハムよりも、モラタの役割をこなす準備ができている。それにエイブラハムは、肩に問題があり、まだコンディションが良くない。カマルダは、何も恐れず、まるで24、25歳の選手のようだ。モラタが負傷した時、カマルダをプレーさせることに何の疑いも抱かなかったよ」 試合情報 カリアリ vs ミラン 試合時間:2024年11月10日(日)日本時間2:00 会場:ウニポル・ドムス