勝山駅郵便局が開局 日本郵便関東とJR千葉が一体運営 鋸南(千葉県)
日本郵便株式会社関東支社とJR東日本千葉支社による、郵便局窓口と駅窓口が一体運営となる「安房勝山駅郵便局」(鋸南町竜島)が16日開局し、関係者がオープンを祝った。この日は、高校生らが新しいスイカ端末を使って入場した。 内房線安房勝山駅と勝山郵便局は老朽化しており、一体運営での新築が進められていた。 セレモニーは駅前の広場であった。あいにくの雨だったが、日本郵便とJRの関係者らが出席した。 式では両社の関係者があいさつ。地元からは白石治和町長、町観光協会の代表者らが出席した。あいさつした白石町長は「郵便局という社会インフラと、駅という公共交通インフラが合体した。この施設を利活用し、町の活性化を図りたい。鋸南は東京まで電車で約2時間の通勤圏。(通勤客増加の模索など)新しい社会スタイルを確立させ、駅と郵便局を盛り上げたい」などと語った。 安房勝山駅はホームが棒線化され、跨(こ)線橋を撤去、バリアフリー化している。スイカ端末も新しくなり、郵便局職員が列車の発車時刻、運賃の案内業務などの一部駅窓口業務を受託するという。スイカへのチャージはできるが、普通乗車券や定期券などの販売はない。郵便局は駅の改札外施設の扱い。 郵便局窓口は、郵便、物販が平日午前9時から午後5時まで、貯金、保険サービスは平日の午前9時から午後4時まで。駅窓口は平日の午前9時から午後4時まで。土日、休日は扱わない。