青春18きっぷで「日本最古の駅」に行きたい! 愛知県「亀崎駅」までどのくらいかかる? 東京駅からの所要時間・費用を解説
日本最古の現役駅舎をご存じでしょうか。愛知県の武豊線にある亀崎駅です。明治時代に作られた駅舎が今も現役で使われています。今年の冬は休暇を使って、青春18きっぷで亀崎駅まで行ってみてはどうでしょう。 本記事では、青春18きっぷの概要や、東京駅から亀崎駅までのルート・所要時間、新幹線で行った場合との比較を紹介します。 ▼新幹線で1人で「2席分」の購入はNGなの? 規則を確認
亀崎駅とは
亀崎(かめざき)駅とは、東海旅客鉄道株式会社(JR東海)武豊線の駅で、愛知県半田市にあります。駅舎は1886年(明治19年)に作られています。現在使われていない駅舎であれば、1882年(明治15年)建築の旧長浜駅舎のほうが古いものの、現役で使われている駅舎で最も古いのは亀崎駅です。
青春18きっぷとは
青春18きっぷとは、夏休み・冬休み・春休み期間中にJR全線の普通列車の自由席が1日乗り放題になる切符です。 販売額は3日間用が1万円、5日間用が1万2050円です。2024年冬休み向けのものだと、2024年11月26日から2025年1月10日までの間に販売され、利用できる期間は12月10日から2025年1月10日までです。1回当たりの金額は5日間用であれば1万2050円÷5=2410円、3日間用であれば1万円÷3=3333円のため、うまく使えば旅費を大幅に節約して旅行ができます。 青春18きっぷを使う際の注意点として、普通列車や快速列車の自由席には乗れますが、新幹線や特急列車には一部の例外を除いて乗れません。また、第三セクターが運営している区間は、青春18きっぷが利用できなかったり、利用に制限が設けられたりしているため注意が必要です。 また2024年冬季からは内容がリニューアルされ、利用が「連続する3日間」または「連続する5日間」になった点にも注意しましょう。
青春18きっぷで東京から亀崎へ行くとどのくらい時間がかかる?
青春18きっぷで東京から亀崎に行くには、どれくらい時間がかかるのでしょうか。 ■東京駅から亀崎駅へのルート(往路) 始発で東京駅を出発した場合は、京浜東北線・東海道本線・武豊線を利用します。午前4時41分に東京駅を出発して、亀崎駅に着くのは午前11時11分。所要時間は約6時間30分です。 東京駅を京浜東北線で出発して品川駅で東海道本線に乗り換えます。東海道本線は小田原駅・熱海駅・浜松駅・豊橋駅で列車を乗り継ぎます。その後大府駅で武豊線に乗り換えて、亀崎駅へ到着です。 ■亀崎から東京へのルート(復路) 青春18きっぷを使って亀崎駅から東京駅へ当日中に戻る際の最終便を紹介します。午後5時12分に亀崎駅を出発すると、東京駅へ午後11時46分に到着です。大府駅で東海道本線に乗り換えて、東海道本線は豊橋駅・浜松駅・熱海駅で乗り換えがあります。 実際には亀崎駅だけで6時間も時間を使うことはないでしょうから、亀崎駅がある半田市周辺を観光したり、1泊して名古屋などを観光したりして帰るのがよいのではないでしょうか。