米韓大使、海岸でごみ拾い 長崎対馬、国内外からプラ漂着
米国のエマニュエル駐日大使と韓国の尹徳敏駐日大使は3日、国内外からの海洋プラスチックごみ漂着が問題となっている長崎県対馬市を訪れ、海岸で清掃作業を実施した。エマニュエル氏は報道陣に「美しい海にごみがたまっているのは非常に残念。自然や環境保護はわれわれ皆の責務だ」と述べた。 日本海と東シナ海の境界付近に位置する対馬市には年間3万~4万立方メートルものごみが漂着し、生態系破壊や環境汚染の原因となっている。エマニュエル氏は「対馬の現状を記事で読み、『日米韓でクリーンアップをしないか』と尹氏に提案した」と話した。 両大使は、対馬市豊玉町佐保の浜辺でペットボトルを約15分間回収した。