老後の生活設計で大切なこととは? 介護が必要になった場合を想定し「在宅での暮らしか、施設での暮らしか」をイメージすることから始めよう
まとめ
個々の施設については紙面が長くなるため、今回の記事では言及しませんが、「老後の暮らしは、在宅か施設かの2択である」ということが伝わればよいと考えています。これについては、「当たり前のこと」と思う人もいるかもしれません。 しかし、相談者からの相談に応じていると、この点についてそれなりにイメージできている人は、少ないように見受けられます。 「そのときにならないと分からない」と言われることもありますが、「そのとき」のことを想定するのがライフプラン・シミュレーションです。老後の暮らしにおいては、在宅で暮らすかそれとも施設で暮らすか、大まかなイメージが伴わなければ、暮らしや家計における課題の解決が難しくなります。 決め打ちはよくありませんが、おおよその可能性を探ることはできるため、ある程度の方向性を持って老後の生活設計を描くようにしましょう。 執筆者:重定賢治 ファイナンシャル・プランナー(CFP)
ファイナンシャルフィールド編集部