「棺桶みたい...」客室乗務員がフライト中に眠る「秘密の部屋」を公開、あまりの狭さに「私には絶対無理」との声も
「秘密の部屋」がない機体ではまさかの場所で
歴史学者で、航空会社でのパイロット経験を持つネバダ大学ラスベガス校のダン・バブ教授は以前、本誌に対して、パイロットや客室乗務員は航空機の上部にある「秘密の部屋」に入ることができると明かしていた。 この部屋は「乗客は近づけないし、乗客からは見えないようになっている」という。 航空会社のパイロットで『コックピット・コンフィデンシャル(コックピット秘話)』の著者でもあるパトリック・スミスも以前、本誌の取材に対し、パイロットは仮眠室で睡眠をとっていて、この部屋は乗客用メインデッキの中、上、あるいは下のどこかに「隠されるように設置されている」と語った。 こうした仮眠室が設けられていない航空機では、ファーストクラスかビジネスクラスの座席が使用され、たいていはカーテンで乗客の目に触れないようにされていると、スミスは説明した。 今回拡散された動画は、米誌「USニューズ&ワールド・レポート」が毎年恒例で発表している「ベストジョブ100」ランキングの2024年版で、客室乗務員が48位にランクインしたことを受けてのものだ。 客室乗務員は「学位が必要ない高収入な職業」カテゴリーでも3位にランクイン。「公共的性質を持つ職業」のカテゴリーと「大学学位が不要な職業」のカテゴリーでも5位に入った。 客室乗務員の雇用は2022年から2023年にかけて11%伸びるとみられる。これは「全職種の平均よりもずっとペースが速い」と、米労働統計局は述べている。 この動画の出所については、本誌では独自に確認をとれていない。 (翻訳:ガリレオ)
スー・キム