世界各国はどんな台風情報を発表している?アメリカ・ヨーロッパ・インド・中国・韓国・オーストラリア…半年前から予報を発表する国も 気象庁は進路予想図など台風情報を大幅見直しへ 海外予報も参考に改善目指す
ラレユニオン(フランス) ■視覚的にわかりやすく 海外予報機関の暴風の分布や高潮の情報 風分布情報 米国は各風速が吹く確率、到達時間の情報を発表しています。インドは各風速が吹く範囲について、5日先までと1日ごとの情報を発表しています。 アメリカ海洋大気庁 インド 高潮の情報 高潮の情報として、米国やインドでは沿岸ごとや分布図でピークの潮位を発表しています。 アメリカ海洋大気庁、インド ■検討会で改善案をとりまとめ 数年から10年かけて大幅見直しへ こうした海外の予報事例も参考に、気象庁は台風予報を大幅に改善していこうということになっています。気象庁の検討会は今年度に今回も入れて3回、その後来年の4~6月に2回の合計5回の検討会を開催するとしています。 検討会のメンバーには台風の専門家やマスコミ関係者など構成されていますが、5回目の検討会で最終的に改善案をとりまとめて気象庁に報告する予定です。 それをもとに気象庁は改善に取り組んでいくことになりますが、現在の台風情報がかなり国民に浸透しているため、数年から10年くらいのスパンをかけて変更していきたいとしています。
中国放送