気持ちも空間も高まる! ルームフレグランス10選。
⚫︎〈イソップ〉オイルバーナーブレンドに新しい香りが仲間入り。
重厚感のある真鍮製の《ブラス オイルバーナー》。蓋のくぼみに数滴のオイルを垂らすと、蓋の下にセットしたキャンドルの熱によって精油の香りが部屋中に広がる。丸みを帯びたフォルムはオーストラリア・シドニーの〈ヘンリー・ウィルソンスタジオ〉がデザイン。洗練された見た目でありながら、温かみが感じられ、意外と和室にもなじむ。 今年9月には新しいアロマオイルが2つ仲間入り。《ジョセフィーヌ オイルバーナーブレンド》は、ベルガモットやグレープフルーツといったシトラスノートとゼラニウムをベースにした華やかでみずみずしい果実を思わせる香り。《シモーヌ オイルバーナーブレンド》は、ベルガモットの皮や、ビターオレンジから抽出されたプチグレン、スミレの葉が青々とした香りのハーモニーを奏でる。フレッシュで軽やかなアロマが気持ちを前向きにさせてくれる。 問い合わせ:イソップ・ジャパン
⚫︎〈セルジュ・ルタンス〉平安時代の女官やコーヒーをイメージしたユニークなアロマ。
気持ちを高揚させる名香が数多く揃うフランス生まれのフレグランスメゾン〈セルジュ・ルタンス〉。ヘアメイクアップアーティスト、映画監督、写真家として活躍しながら、美を表現し続けてきたセルジュ・ルタンスが、自身の名前を冠して立ち上げたブランドだ。2023年、新たに加わったホームフレグランスコレクション〈AT HOME〉はシックなブラックで統一され、空間に上質さを与える。 世界中を旅して得たインスピレーションを香りの世界で表現したルタンス。約20年にわたって、資生堂のグローバルイメージとビジュアルアイデンティティを担当していたことから日本との関わりも深い。《ラダムドゥヘイアン》は「平安時代の女官が暮らす家」をテーマにローリエ、クローブ、安息香をブレンドした香りで、ルタンスと日本の結びつきを感じさせる。《ピエールセシュレーヌエキュイール》はコーヒーや羊毛とレザーを思わせるしっとりとした香りで、秋冬のムードによく合う。 同じ香りのインセンスもラインアップ。ブラックのスティックに火を灯せば穏やかに香りが広がる。一般的なお香に比べて煙が少なく、消した後も穏やかに香りの余韻が続く。羽根のような曲線のインセンスホルダーとぜひセットで取り入れたい。 問い合わせ:ザ・ギンザ