気持ちも空間も高まる! ルームフレグランス10選。
⚫︎〈LICHEN〉ミニマルな有田焼の容器から奥ゆかしく漂う香り。
デザイナー・柳原照弘が率いる〈テルヒロ ヤナギハラ スタジオ〉がプロデュースするフレグランスブランド〈LICHEN(ライケン)〉。アーティスト・和泉侃がデザインした香りは天然素材がベース。部屋に灯すキャンドル、暗闇に焚くインセンス、身体にまとうフレグランスの3種類がラインアップしている。 シグネチャーアイテムの《ライケン ベース》は、オークモス、シダーウッド、アニスといった天然素材が共鳴しあう。しっかり香るというよりも、ほのかに広がるような奥ゆかしい香りの立ち方が印象的。すべてのアイテムは有田焼の容器を採用。ロゴや装飾がないシンプルな見た目は空間になじみ、磁器ならではのさらりとした肌触りも心地よい。キャップを開けたり、蓋を開いた瞬間から、自然と心が高まる。 問い合わせ:LICHEN
⚫︎〈ディプティック〉揺れて香りを届けるアーティスティックなアロマのオブジェ。
フレグランスメゾン〈ディプティック〉からチャーミングな見た目のホームフレグランス《バランシング ディフューザー》が登場。おもちゃの“おきあがりこぼし”のように、木製のベース本体を軽く押すと、穏やかにゆっくりと揺れるセラミック製のスティックから香りがさりげなく拡散される。火を使わない新しいフレグランスアイテムだ。メトロノームのように揺れる姿は見ているだけでもリラックスできる。 スティックは単品でも購入可能で、差し替えれば何度でも楽しめる。現在スティックの香りは〈ディプティック〉で高い人気を誇る《Baies(べ)》。カシスの実のグリーンノートにローズのフローラルアクセントが溶け合った香りを漂わせる。 問い合わせ:ディプティック ジャパン
⚫︎〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉19世紀のパリを彷彿とさせる優美な香りのコレクション。
1803年に創業したパリの総合美容専門店のレシピをもとに独自の製品を開発し、2014年に復活した〈オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー〉。フレグランスやスキン&ボディケアのアイテムと共に種類豊富にラインアップしているのが、ホームフレグランスだ。 大理石のベースに収められた《ブジー・パルフュメ》は石油系成分やパラフィンを含まず、植物由来の成分のみを使用した、人体にも環境にも優しいフレグランスキャンドル。芯はコットンを採用し、炎が安定するのもポイント。蝋が燃え尽きた後はフラワーベースなどのオブジェとして長く楽しめ、美しいガラスのドームは蝋の部分に汚れやホコリが入るのを防いでくれる。パチュリとサンダルウッド、シダーに彩られたベルガモット、グレープフルーツを感じる《カンパーニュ・ディタリー》。バーベナやベチバー、すみれのブーケに囲まれた鮮やかなバラの香りが広がる《ジェネロー・ダンピール》など香りは全8種類。 シュッと灯して、植物やハーブの香りで部屋を満たすマッチ《アリュメット・パルフュメ》は旅先にも持って行きやすいサイズ感。ストーンにアロマをドロップして香りを楽しむストーンフレグランス《アラバストル》も人気。アロマキャンドルやフレグランスオイル、マッチなど、同じ香りでも、形態によって香りの広がり方や感じ方も変化するので、お気に入りの香りをアイテム別で集めるのも楽しい。 問い合わせ:ビュリージャパン㈱