バス時刻 見やすく 一関高専生がサイト考案 2025年1月から実証実験【岩手】
一関青年会議所(JC、鈴木達也理事長)が企画したイベント「社会課題解決型ハッカソン」で、一関工業高等専門学校の学生によってバス時刻表サイトが考案された。バス停付近の写真を掲載し、上下線の停車時刻などを分かりやすく紹介する内容。2025年1月10日から実証実験を行い、将来的な実装を視野にバスの利便性向上を目指していく。 ハッカソンは、高い技術を操るハックとマラソンを組み合わせた造語で、チームをつくって特定のテーマに関する意見やアイデアを出し合い、一定期間内でアプリやサービスを開発するワークショップ。同JCでは今年6月に同校の学生12人が参加して開催し、3チームに分かれて一関地方の課題を抽出しながらデジタルを活用した解決方法について模索した。イベント終了後も本格運用を見据えて検討を進め、成果発表会が7日、一関市山目のベリーノホテル一関で開かれ、このうちバス時刻表サイトについて実証実験を行うことが報告された。