アウディQ8に3L TDIエンジン搭載モデルが登場、Q8シリーズのフルラインアップが日本でも完成する
スポーティでラグジュアリーなSUVに待望のTDI追加
2023年11月21日、アウディジャパンはクーペスタイルのフルサイズSUV「Q8」に直噴ターボディーゼルTDIモデル「50TDIクワトロ」をラインナップに追加した。また、TDIモデル導入を記念して、限定車「Q8 ブロンズエディション(bronze edition)」を設定。アウディ正規ディーラーで販売を開始した。 【写真はこちら】限定車のボディカラーは、サーキットにちなんで命名された「スズカグレーメタリック」(全7枚) アウディQ8は、Qシリーズにおけるフラッグシップモデルで、日本市場では2019年7月にデビュー。先に登場していたQ7と同様に、340ps/500Nmを発生する3L V6ターボエンジン+48Vマイルドハイブリッド、クワトロシステム、四輪操舵機構などを搭載。車高はQ7より30mm低い設定で、より軽快でダイナミックな走りを実現する。 2020年11月にはRS Q8が登場。さらに2023年7月には、SQ7と同時にSQ8が日本で発表され、バリエーションの強化が進んでいる。 そんなアウディQ8に今回追加されたのが直噴ターボディーゼル「50TDI」モデル。3L V型6気筒直噴ディーゼルターボ「50 TDI」は、最高出力272ps/最大トルク600Nmを発揮。駆動方式はクワトロ四輪駆動で、「Q8 50 TDI クワトロ」(1088万円)、「Q8 50 TDI クワトロ S line」(1211万円)が設定されている。 これにより、Q8シリーズは、直噴ガソリンターボエンジン「TFSI」モデルに加えて、今回発表の「TDI」モデル、スポーツグレード「SQ8」、さらに「RS Q8」が揃ったことになる。
TDIモデル導入を記念してエレガンスな輝きの限定車も登場
同時に発表された限定車「Q8 ブロンズエディション」は、TDIモデル導入を記念して設定された特別仕様で、「Q8 50 TDI クワトロ S line」をベースに、洗練された装備が満載された魅力的なモデルとなっている。 ボディカラーはサーキットにちなんで命名された「スズカグレーメタリック」で、足下では上質なマットブロンズポリッシュトの22インチ 5VスポークスタースタイルAudi Sport 製アルミホイールを装備。インテリアには、バルコナレザーによるSロゴ入りのスポーツシート、オークグレーのデコラティブパネルが備わり、洗練された新たなラグジュリースポーツの世界を提案している。 なおこの限定車には、「コンフォートアシスタンスパッケージ」、「ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」の2つの人気の高いパッケージオプションを標準装備する。 「コンフォートアシスタンスパッケージ」には、アウディの先進運転支援システムをはじめ、対向車や先行車の部分だけハイビームをカットするようにライトを消灯することで常時ハイビームが可能にする「HDマトリクスLEDヘッドライト」、低速走行時にはフロントホイールとリアホイールを逆方向に操舵し中高速時には同方向に操舵することで優れた取り回しと走行安定性を両立させる「オールホイールステアリング」などが含まれる。 また「ブラックAudi rings & ブラックスタイリングパッケージ」には、黒を基調とするイメージ作りに欠かせないブラックAudi rings、ブラックスタイリング、ブラックエクステリアミラーハウジングが含まれる。