就寝中の両親と弟を殺そうと自宅に放火した疑い 28歳女を逮捕
京都市東山区本町8丁目で8日夜に発生した民家火災で、京都府警東山署は19日、殺人未遂と現住建造物等放火の疑いで、住人の無職の女(28)を逮捕した。 【写真】火災当時の現場の状況 逮捕容疑は8日午後10時20分ごろ、同居する家族3人が死亡しても構わないと考え、布団に火を付けて、父(64)と弟(26)にやけどを負わせ、木造2階建ての自宅の一部を焼いた疑い。「間違いない」と容疑を認めているという。 同署によると、女は出火後に首の腫れを訴えて病院に搬送される前、現場の署員に「布団を燃やした」と話していた。 女は両親と弟の3人と暮らしており、出火当時3人は就寝中だった。弟は全身にやけどを負い、現在も意識不明の重体だという。