薩摩川内市で拉致被害者の市川さんの家族や地元の高校生が署名活動
南日本放送
46年前、日置市の吹上浜で北朝鮮に拉致された市川修一さんの家族らが、薩摩川内市で署名活動を行いました。 市川修一さんと増元るみ子さんは1978年8月12日、夕日を見るために訪れた日置市の吹上浜で、北朝鮮に拉致されました。 発生から半世紀近くがたつ中、市川さんの兄・健一さんと妻の龍子さんが拉致問題への解決に協力を呼びかけようと、今月10日、薩摩川内市で開かれた「いむた池マルシェ」の会場で署名や募金を集めました。 今回の呼びかけは拉致に関する作文コンクールで、去年、最優秀賞に選ばれた川内高校1年の羽島奈穂さんの家族の提案で実現したもので羽島さんら高校生3人も参加しました。 (市川修一さんの兄 健一さん) 「拉致問題は拉致事件。事件を知らない人たちも一緒になって署名活動をしてくれるのは本当にありがたい。この輪が広がれば、何とか(拉致問題が)前へ前へ進むと思っている」 健一さんや高校生は来月、指宿市でも署名活動を行う予定です。
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