「女子が男子をやっつけた」「ケンタッキーオークスかも」米国メディアも全日本2歳優駿に熱視線
11日の全日本2歳優駿(川崎)にはダートの本場、米国からも熱い視線が注がれていた。 日本馬対象の出走馬選定シリーズ「ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」の競走。牝馬のミリアッドラヴ(新谷)が無傷の3連勝で制したことについて、ブラッドホース電子版は「牝馬がリーダーボードのトップに躍り出た」、サラブレッドデイリーニュース電子版は「女子のミリアッドラヴが男の子たちをやっつけた」という見出しで伝えている。 それぞれの記事では全日本2歳優駿をデルマソトガケ、フォーエバーヤングが制していることや、昨年はフォーエバーヤングと伏竜Sを勝ったテーオーパスワードがケンタッキーダービーで日本馬の最高成績を残したこと、今後に控える「ジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキーダービー」の対象競走が紹介されている。また、ミリアッドラヴが牝馬であることから、同馬がこの出走馬選定シリーズで出走権を獲得した場合、「(同様に権利が与えられる)ケンタッキーオークスを選択するかもしれない」という推測も書かれている。 11日のレース後、ミリアッドラヴを管理する新谷師は次走について、サウジダービー(G3、ダート1600メートル、2月22日=キングアブドゥルアジーズ)を候補に挙げている。