「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」スカーレット・ヨハンソン&チャニング・テイタムが語る映像公開
1969年、全世界が注目したアポロ11号の月面着陸。その映像や写真はフェイクだったのでは? という噂をもとに、NASAのスタッフによる“極秘プロジェクト”を描いた「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が、7月19日(金)より全国公開される。主演のスカーレット・ヨハンソンとチャニング・テイタムが作品を語る映像が到着した。 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」スカーレット・ヨハンソン&チャニング・テイタム コメント映像 なお、フェイク作戦を描く映画でありながらNASAの全面的協力が得られたことについて、グレッグ・バーランティ監督は「NASAは、私たちの“成し遂げられたことを称えたい”という気持ちを分かってくれていたのだと思います。この映画をアポロ計画に携わった40万の人々を称える機会だと捉えてくれたのです」と述べている。 NASAのアドバイザーであるジェリー・グリフィンは「これまでで最高の仕事は、宇宙管制センターのフライト責任者でした。あの数年間は大成功を収めた年で、私たちが本気を出せば、この国はどんな力でも発揮できることを示していました」と振り返る。 1967年に宇宙飛行士3名の命を奪った火災事故について、NASAの主任歴史学者であるブライアン・オドムは「アポロ1号、あの日の火災、そして火災の余波で、NASAは立ち止まっていました。私たちは何をしているのか、無理をしすぎているのではないか、スケジュールは進んでいるのか。宇宙船を設計するという難題に応えるために、品質管理の一部はある種、遅れをとっていました」と明かし、「今日を振り返る際、アポロ1号の火災は大切なリマインダーです。悲劇の教訓を失ってはなりません。だからこそ、NASAはこれらすべてのミッションの追悼日に祈りを捧げます。悲劇から学び、心に留めておくためです」と訴える。 奇想天外な痛快作、まもなく公開。 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント