スーパーボウルのハーフタイムショー歴代総視聴者数ベスト10&語り継がれる伝説アクトを厳選
ビヨンセの楽曲に込められていた政治的なメッセージや、観客たちにレインボーのカードを配布し観客席に「Believe In Love」というフレーズをショーの最後に描き出す演出に対する批判の声も上がった。 当時アメリカではBLMが全国的な運動に展開。また前年に同性婚が可能になったもののLGBTQsは依然として差別やヘイトの対象になっていた。そういった時代に対して物申す勇気を持つ、アーティストたちのステージとして今も高く評価されている。
【3位】レディー・ガガ(2017年)視聴者数:約1億1,800万人
オープニングから驚かせてくれたのがレディー・ガガ。会場のNRGスタジアムは屋根が開閉式なのだが、この日の予報は雨。そのため屋根は解放されていなかった。でもハーフタイムショーの直前に屋根が開き観客の期待が最高潮に達する中、ガガが屋根の端に登場。 「God Bless America」とウディ・ガスリーのアンセム「This Land is Your Land(我が祖国)」を熱唱するとそこからスタジアムに飛び込み、ワイヤーアクションを見せながらステージの上に降り立った。
本編では「Poker Face」「Born This Way」「Telephone」「Just Dance」とヒット曲を立て続けに披露。ピアノの弾き語りで「MIllion Reasons」を聞かせるとフィナーレは「Bad Romance」。彼女のキャリアを物語るようなセットリストに派手な演出、そして何よりも圧倒的な歌唱力で歴史に残っている。
【2位】ケイティ・ペリー(2015年)視聴者数:約1億1,850万人
スポーツ界の一大フェスにふさわしい大掛かりなステージとユニークなパフォーマンスを見せてくれたのがケイティ・ペリー。巨大なライオンに乗り「Roar」を歌いながら登場したケイティは「Dark Horse」を披露。続いてゲストのレニー・クラヴィッツと「I Kissed a Girl」を熱唱した。 続いてステージはビーチにチェンジ。サメの着ぐるみを着たダンサーと「Teenage Dream」「California Gurls」をパフォーマンスしたところで、ミッシー・エリオットがサプライズ登場。 2人で「Get Ur Freak On」「Lose Control」「Work It」をデュエットした。最後には花火が打ち上げられる中「FIrework」をパフォーマンス、ワイヤーアクションで空中を舞いながらフィナーレを迎えた。