「身近にある差別」語り伝えて フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん「水俣病センター相思社」50周年で講演
熊本放送
水俣病センター相思社(そうししゃ)の設立50周年を記念した講演会が、熊本県水俣市で行われました。 【写真を見る】「身近にある差別」語り伝えて フォトジャーナリスト・安田菜津紀さん「水俣病センター相思社」50周年で講演 相思社は1974年4月に患者の支援などを目的に設立され、水俣病の記録を後世に残していくために、50年ものあいだ資料を保存してきました。 11月4日は東日本大震災の被災者やパレスチナ・ガザ地区などの取材を重ねてきたフォトジャーナリストの安田菜津紀(やすだ なつき)さんが講演しました。 フォトジャーナリスト 安田菜津紀さん「(水俣病を)なかったことにするのではなくて、現在進行形でおきている問題をなかったことにするということ自体が暴力なんだということを、もっと広く社会で共有出来たらいいなと思っている」 安田さんは、これまでの取材経験を通して身近にある差別を語っていくことの重要性を参加者に呼びかけました。
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