ASUSの1kgを切る「Copilot+PC」が日本上陸。2画面PCや超小型PCもAI化の波
台湾のPCメーカー・ASUSは1月7日(現地時間)、アメリカ・ラスベガスで開催中のテックイベント「CES 2025」に合わせて新製品を発表した。 【全画像をみる】ASUSの1kgを切る「Copilot+PC」が日本上陸。2画面PCや超小型PCもAI化の波 そのうち4製品は日本での展開も同時に発表された。 ASUS Zenbook A14 UX3407:クアルコム製チップセット搭載、日本特別モデルとして今後登場予定。 ASUS Zenbook DUO UX8406CA:インテルCore Ultraシリーズ2、デュアルディスプレイ搭載。2月中旬以降発売。 ASUS Zenbook 14 UX3405CA:インテルCore Ultraシリーズ2搭載の薄型PC。2月中旬以降発売。 ASUS Zenbook 14 UM3406KA:AMD Ryzen AI 5 340を搭載。3月中旬以降発売。 新製品のうち、注目製品について解説する。
世界最軽量のCopilot+PCをうたうZenbook A14
会場で注目を集めていたのは、「Zenbook A14 UX3407」だ。クアルコム製チップセット「Snapdragon X Elite」を搭載し、マイクロソフトのCopilot+PCの機能が使える。 本製品の特徴は性能周りというより、本体筐体にある。ASUSによると、本体重量は1kgを切る軽さで、2024年12月末時点では「世界最軽量のCopilot+PC」になるという。 軽量さの秘密には内部構造の見直し等も影響しているが、大きなところだと筐体のシャーシとして「Ceraluminum」というアルミニウムの軽さや耐久性とセラミックの対傷性を備えた素材を活用しているためだ。 金属とは思えない独特の肌触りをしており、高級感のある演出になっている。また、Ceraluminumはアルミニウムを独自に加工することで生成しているため、ASUSは「100%リサイクルが可能」としている。 日本での価格は未定だが、アメリカでは899ドル(約14万2000円)~で発売される。
小林 優多郎