きのことの相乗効果が期待できる組み合わせレシピ8つ まいたけと豚肉で疲労回復、さつまいもとしめじで腸内環境改善など
秋の味覚・きのこは、食物繊維はもちろん、ビタミンB群やビタミンDなどの栄養素も豊富。免疫力向上の効果も期待でき、ヘルシー食材として注目度が高まっています。さらにちょっとした工夫でおいしさ、栄養、保存性がアップ。きのこのポテンシャルを最大限に引き出す新レシピ集です! 【写真】フライパンに盛り付けたカラフルなしいたけ料理。ほか、写真とともに栄養価アップのきのこと組み合わせた料理を紹介!
糖質と摂ると代謝がUP!
糖質と一緒に摂ることで、きのこのビタミンB1がすばやくエネルギーに変わる。ビタミンDは、乳製品と合わせたり、油で調理したりすると効率よく摂取できる。 「きのこに含まれる食物繊維のβ-グルカンや、皮膚や髪などを作るビタミンB2は、ビタミンCと組み合わせることでより効果的に働きます。同じく豊富なビタミンB1は、糖質をエネルギーに代謝するほか、疲労回復効果も。アリシンを含む野菜などと組み合わせると、相乗効果が期待できます」(料理家・栄養士の玉利紗綾香さん)
「きのこのアラビアータ」のレシピ
ゴロッと大きめカットで具材はきのこだけでも大満足。きのこのビタミンB1×パスタの糖質で、素早くエネルギーチャージ! ◆《作り方》(2人分) 【1】マッシュルーム4個は4等分、エリンギ2本は縦に4等分にし、2cm長さに切る。にんにく1片は薄切り、赤唐辛子1本は小口切りにする。 【2】スパゲッティ180gは袋の表記通りにゆでる。 【3】鍋にオリーブオイル大さじ1、にんにく、赤唐辛子を弱火で熱し、香りが立ったらきのこを加えてしんなりとするまで炒める。トマト缶(カット)1缶、赤ワイン1/2カップ、コンソメスープの素(顆粒)小さじ1強、塩小さじ1/2、粗びきこしょう少量を加えて煮詰め、【2】を入れてサッと絡める。
「しいたけのオイルサーディン焼き」のレシピ
旨み食材を香ばしく焼き上げたお酒にも合う一品。きのこに豊富なビタミンDは脂溶性なので、缶のオイルも余さず活用。 ◆《作り方》(2人分) 【1】しいたけ6個は落とした軸を1cm幅に切る。オイルサーディン(缶詰)3枚は1cm幅に切る。ミニトマト3個は4~6等分、にんにく1片はみじん切りにする。 【2】しいたけのかさに塩・こしょう各少量を振り、【1】の具材をのせてオイルサーディンのオイル・しょうゆ各少量をかける。 【3】オーブントースター(1000W)で5分ほど焼き、レモン汁適量をかけ、バジル少量をのせる。