ジャイアンツに欲しい!? 巨人のトレード獲得候補(4)パの4番打者が獲れる…?
2年連続Bクラスを経て、今季はリーグ優勝を狙う読売ジャイアンツ。前半戦は首位ターンの戦いぶりを見せたが、完封負けを15回喫するなど、得点力不足が課題に挙がる。シーズン後半に向け、補強も十分に考えられる状況だ。そこで今回は、巨人のトレード市場における獲得候補となり得る選手を紹介したい。(※今季成績は7月28日時点)
井上晴哉
投打:右投右打 身長/体重:180cm/115kg 生年月日:1989年7月3日 経歴:崇徳高 - 中央大 - 日本生命 ドラフト:2013年ドラフト5位 完全復活が望まれながら、昨季は1本塁打に終わった井上晴哉。新天地での復活を狙うケースも考えられる。 井上は高校通算31本塁打の実績を残し、中央大に進学した。2年秋に首位打者(.359)に輝く活躍を見せ、社会人野球の日本生命でプレーした後に、ドラフト5位で千葉ロッテマリーンズに入団した。 すると、新人ながらオープン戦首位打者(.435)に輝き、開幕戦では4番に抜擢。しかし、同年は36試合の出場で打率.211、2本塁打、7打点の成績にとどまった。 結果を残せないシーズンが続いた中、2018年に初の規定打席をクリアし、133試合の出場で24本塁打をマーク。翌2019年も129試合の出場で24本塁打を放ち、ついに才能が開花したと思われた。 しかし、2021年以降は再び不振に陥ることに。今季はファームでも打率2割ギリギリという数字となっており、ここまで一軍出場はない。 そんな中、今季の読売ジャイアンツは坂本勇人の不調により、最近は岡本和真を三塁に起用。現在は大城卓三が一塁を守っているが、今後も一塁は流動的な起用が考えられる。移籍となれば、チャンスもあるのではないだろうか。
ベースボールチャンネル編集部