津軽鉄道と接触事故も 芦野公園の「危険な木」を伐採 青森県五所川原市
RAB青森放送
今年10月、五所川原市と中泊町を結ぶ津軽鉄道で列車が倒木と接触する事故がありました。 ほかにも10本以上倒木する恐れがある木が見つかり、市が伐採を始めました。 今年10月16日津軽鉄道の川倉・芦野公園駅間で線路上の倒木が列車と接触しました。 衝突したのは奥に見える上り列車と、線路の脇に寄せられたクロマツです。 よく見ると木は、幹の中ほどから折れています。 乗客たち6人にけがはありませんでしたが、折れた部分は13メートルほどあったということで危険な事故でした。 事故を受けて県樹木医会が沿線の雑木林などを調べたところ、12本の木で内部の空洞化などによる倒木の恐れがあることがわかりました。 ★青森放送 木下玲斗記者 「危険な木と判定された12本の木のうち、ここ芦野公園 津軽鉄道が走る線路のすぐそばです この木の伐採作業が進められています」 市は危険な木を伐採することを決め、今日は高さおよそ20メートル、幹回りおよそ1メートル20センチのクロマツを切り倒しました。 ★五所川原市金木総合支所総務部 木村守伸次長 「調査やパトロールをしていますが危険と思われたものは随時伐採していきます」 「今後も園内の安全管理については気をつけて進めて参ります」 伐採は年内にすべて終える予定ということです。