バランス命の「ビッグサイズアウター」。街の洒落者3名に学ぶ“コドモ見え”回避の法則
ストリートの主役に台頭して、はやいくとせ。性差の境なく人気を集めるビッグサイズアウターは、ともすると大袈裟orコドモ見えしがち。 【写真10点】「ダボつかないビッグシルエット」の詳細を写真でチェック その特異なシルエットを上手にまとめる、バランスマスターを集めてみた。
① 色数を抑えてスマートに取りまとめ
小澤優太さん(27歳) 大胆に肩が落ちて、身幅も丈もたっぷり。シャツをそのままドデカくデフォルメしたようなコートを軸に、色数を抑えてシュッとまとめる小澤さん。 パンツのシルエットとも極端な差はつけず、あくまで全身リラックスしたサイズ感で。バッグもビッグな白を選び、サイズバランスと色みに統一感を持たせた。
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② メリハリあるシルエットでブルーを品良く
田中健策さん(48歳) 上はゆったり、下はジャスト寄りのテーパード。メリハリのあるシルエットで、ブルートーンを品良くまとめた好例だ。 大きめのサイズ感に目が行きがちだが、アウターの袖やパンツの裾がオーバーに覆い被さらない点が大人っぽさの要因に。アクセサリーに頼らない潔さも◎。
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③ ノンカラーのキルティングをモードに
浅野智也さん(23歳) ノンカラーのキルティングコートをモード的に見せる、上下ビッグな組み合わせ。古着店やジーユーなどを使う、ハイコスパな手腕にも拍手を送りたい。 ベレー&革靴のチョイスも、全体のルーズな印象を引き締めるにうってつけ。総じてこなれた20代の装い、たとえ後輩であっても今すぐ真似したくなるはず。
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◇ 主張の強いアイテムだけに、合わせはモノトーンなどシンプルが基本。で、そこからどう遊ぶか。シルエットのメリハリで、あるいは小物の使い方で。自分なりのビッグサイズアウターの楽しみを、ビッグな心持ちで見つけてほしい。
OCEANS編集部