八代亜紀さんお別れの会 コンサート形式で開催 グッズ収益の一部は震災の被災地などに寄付
去年12月30日に、73歳で亡くなった歌手・八代亜紀さんのお別れの会が開催されることが14日に発表されました。 【画像】73歳で亡くなった八代亜紀さん お別れの会『八代亜紀 お別れの会 ~ありがとう・・・これからも~』は、3月26日に東京・片柳アリーナで開催予定で、生前ステージ復帰を熱望していた八代さんの思いを実現するため、コンサート形式で執り行われます。 また、会場となっている片柳アリーナは、日本工学院専門学校が保有している多目的施設で、同校の学生と共に八代亜紀さんのコンサート開催を検討していた会場だったそうで、本会には音楽業界を志している同校の有志の学生も制作・運営に参加をするということです。 当日は、祭壇と献花台、展示スペースが設けられる予定で、八代さんの遺志を継承し、会場に設けられるグッズ販売の収益の一部を、能登半島地震をはじめとする震災の被災地・動物保護団体・児童養護施設へ寄付することも発表されました。 八代さんは熊本県八代市出身。1971年に『愛は死んでも』でデビューしました。1973年には出世作となる『なみだ恋』を発売。『愛の終着駅』『もう一度逢いたい』『おんな港町』『舟唄』など数々のヒット曲を発表し、1980年に『雨の慕情』で第22回日本レコード大賞・大賞を受賞しました。 2023年9月に膠原病のため活動休止を発表。「少しの間、大好きな歌と絵から離れなきゃいけないのは寂しいけれど、必ず元気になって戻ってきますので待っててね」と当時コメントを発表していましたが、2023年12月30日に帰らぬ人となりました。