ボディメイクを始めてコスプレが趣味になった41歳がコンテスト優勝!くびれと丸いヒップのメリハリで魅せた
「ボディメイクを始めて、コスプレという新しい趣味ができました」と印象的なエピソードを話してくれた稲垣美希(いながき・みき/41)さん。愛媛県松山市で開催されたベストボディ・ジャパン&モデルジャパン2024松山大会のウーマンズクラスで、どちらもグランプリを獲得した。 【写真】稲垣美希さんのコスプレ姿&メリハリボディ全身5ショット
数年前、スーツが太って入らなくなったことがきっかけで、ダイエット目的でトレーニングをスタートした稲垣さん。当時の食生活を振り返ってみると、なかなか悲惨だったそうだ。 「お酒が好きで量も気にせず飲んでいましたし、3日に1回はポテチ1袋を食べていました。1回開けたら湿気てしまうから、と言う理由で、全部一人で食べていましたね(笑)」 年に数回しか着ないスーツを新しく買い直すのはもったいない、との思いから一念発起してダイエットを開始。週に1回パーソナルジムに通い、自分で食事管理を励んだことで、1カ月もしないうちにスーツが着れるようになった。 着こなせる体型に変わったタイミングで、興味が出てきたのがコスプレ。ゲームやアニメなどいろいろな趣味を持ち、自身も「オタク気質で」と話す稲垣さんがコスプレをしたくなるのも頷ける。 アニメやゲームのキャラになりきって、撮影をしたりイベントに遊びに行ったりするのがコスプレイヤー。だが、「よりクオリティの高い二次元のキャラクターになったり、キャラクターの幅を広げたりするためには美しいボディラインが必要」なのだそう。 最新のコスプレは『ドラゴンクエスト4』の主人公・女勇者。「人生で初めてスタジオ撮影して、とても楽しかったです!」と嬉々とした顔の稲垣さん。しかし、まだまだ理想の身体つきには程遠いそうで、特に肩と背中を強化したいという。 その理由の一つは、コスプレでカッコよく男装ができるから。肩の丸みや背中の広がりをつけて逆三角形の上半身を手に入れると、「カッコいい系の男性キャラクターのコスプレにも挑戦できる」と、趣味の幅が広がる楽しさを教えてくれた。
「トレーニングをして身体が変わって、自分のことが少し好きになれました。今後は、自分をもっとよく見せるためのメイクやヘアも研究を重ねていきます」 こう話すように、稲垣さんはボディコンテストへの意欲も旺盛で、11月にある日本大会では自身の納得のいく成績を残すことが目標。いずれは「サマー・スタイル・アワードにも挑戦してみたい」と話してくれた。
取材:小笠拡子