【阪神】悪夢の大逆転負け 8回2死から4点差ひっくり返される...桐敷、漆原、岩崎が炎上 大山と梅野で4打点 9回は植田が本塁憤死
■プロ野球 ヤクルト6ー5阪神 (30日 神宮) 阪神はヤクルトに4点差を逆転され2連敗で34勝34敗5分の勝率5割となった。5ー1とリードした8回に桐敷が村上にタイムリー、代った漆原が長岡に走者一掃のタイムリーツーベース、さらに代った岩崎が代打・山田に勝ち越しのタイムリーを浴びた。打線は4回に大山の5号ソロ、梅野のタイムリーで2点を先制。さらに梅野と大山のタイムリーで加点し13安打で5得点を挙げた。 打線は森下はベンチ、近本が3試合ぶりにスタメン復帰し島田が3番ライト、ショートは小幡、捕手は梅野が入った。 ヤクルトの先発・サイスニードに1回、近本は左飛、中野が中安打、島田の投ゴロで2死二塁の先制機に大山は中飛に倒れた。 先発・西勇は今季11度目の登板、試合前まで3勝3敗、防御率1.36。前回の6月21日・DeNA戦(甲子園)は7回を6安打の無失点も勝ち負けつかず。ヤクルト戦は今季初登板、通算では7勝6敗。雨天中止となった28日・ヤクルト戦の予告先発だった。 西勇は1回1死から宮本に中安打、二盗を決められ1死二塁に。オスナを左飛、村上に四球で2死一・二塁でサンタナの三ゴロを佐藤輝が好捕し無失点の立ち上がり。 2回の攻撃で先頭・前川が右安打、佐藤輝は中飛、梅野も中飛、小幡は遊飛で走者を進めることができなかった。 西勇は2回、先頭・長岡に四球も松本直を二ゴロ併殺打、武岡を中飛と3人で退ける。 4回の攻撃で1死から大山がライトスタンドへ5号ソロを放り込む。前川が左安打、2死後に梅野が左中間フェンス直撃のタイムリーツーベースを飛ばし、2ー0とした。 西勇は4回、先頭・オスナにレフトポール際に10号ソロを運ばれ2ー1となる。西勇は5回、先頭・松本直にツーベースを打たれるも武岡を二ゴロ、サイスニードを遊飛、西川を中飛に打ち取り得点を与えない。 直後、6回の攻撃で2死から佐藤輝が右中間フェンス直撃のツーベース、梅野がレフトへタイムリーを打ち返し、3ー1とする。 西勇は6回、宮本、オスナ、村上の上位打線を三者凡退に抑える。西勇は6回を95球、3安打3四球2奪三振の1失点で降板。 7回の攻撃で2死から中野が四球、島田の代打・森下も四球で一・二塁から大山がセンター前にタイムリーを落とし、4ー1とする 7回は2番手・石井が走者を出すも無失点に抑える。8回は佐藤輝のツーベースと小幡の一内打で1死一・三塁とすると代打・糸原の一ゴロをオスナがファンブルし5ー1とリードを広げた。 8回は3番手・桐敷が2死一・二塁のピンチを招くと村上にセンターへタイムリーを運ばれ、2ー5となる。 なお2死一・二塁で桐敷に代り4番手・漆原がサンタナに四球を与え2死満塁から長岡に右中間フェンス直撃の走者一掃の3点タイムリーツーベースを弾き返され、5ー5の同点に追い付かれる。続く松本直に左安打で2死一・三塁で5番手・岩崎に交代、岩崎は代打・山田にレフト前にタイムリーを運ばれ、5ー6と勝ち越される。 9回の攻撃は先頭・森下が左安打も大山が遊ゴロ併殺打。前川が四球で代走・植田、佐藤輝が左中間フェンス直撃のヒットを放つも本塁で植田が憤死し試合終了。漆原が3敗目(0勝)。