「リアル10等身」と話題の美人俳優(28)、14歳から鬼の"ハイヒール特訓"を続けていたことを関係者が明かす
2024年上半期は、俳優のゼンデイヤにとって非常に忙しい日々だった。2月には世界各地で行われた映画『デューン 砂の惑星PART2』のイベントで大忙し、そのあとには映画『チャレンジャーズ』が公開となり、プレミアやイベントでは数々の個性的なルックを披露した。 【写真】14歳から同じスタイリストと二人三脚!「Z世代の代表」ゼンデイヤの "意外な" 事実&トリビア 多種多様なファッションを披露する彼女だが、つねに一貫していたことがある。それは、いつどんな時も足元にはクリスチャン ルブタンの「So Kate(ソー ケイト)」を着用していたということ。ヒール高12cmという、非常に履きこなすのが難しいとされるスーパーハイヒールを、なぜ彼女はあえて選んでいるのだろう?何か特別な意味があるのだろうか? デザイナーのレーチョ・オモンディがホストを務める『The Cutting Room Floor』に出演した、ゼンデイヤの専属スタイリストのロー・ローチ(彼は、ゼンデイヤがまだ十代のころからずっと専属を担当している)が、その理由を明らかにした。
「ソー ケイトは、とても汎用性が高いと思います。同時に、とても“痛い”シューズでもありますが。履き始めたのは、彼女が14歳くらいのときでした。初めて履いたときは、もちろん何度も転んでいましたよ。『もう脱ぐ』と言ったので、私は『ダメだ』と言いました」 そして、その日は一日中「ソー ケイト」を履いて過ごし、翌日も翌々日も同じシューズを履き続けたゼンデイヤは、このことをきっかけに、このパンプスが大好きになったのだという。 ローチは、「彼女の足は、いわば訓練されたのです。一日中履いていることも、履いたままダンスをすることもできるでしょう。脚を蹴り上げることも、階段を駆け下りることもできます」と話している。
いっぽう、クリスチャン ルブタンのシューズばかりを履くゼンデイヤについて、一部には、それによって「ブランドから支払いを受けているのではないか」との見方もある。だが、ローチはそれについて、こう説明している。 「いつも聞かれるのですが――私たちはクリスチャン ルブタンから、一銭も支払いを受けていません」 そこにあるのは、ゼンデイヤが「ソー ケイト」が大好きだという気持ちだけだという。 ただ、もちろん彼女もローチも、愛用することで「得るものが何もない」わけではない。ゼンデイヤの『チャレンジャーズ』のプレスツアー用として、ローチはクリスチャン ルブタンから40足のソー ケイトを受け取っている。 「……スポンサー契約のようなものはありません」「(長年にわたって愛用してきたことから、)クリスチャンと良い友人同士になりました。世界中にある彼のチームのことも、知っています」 「急に必要になったときなどには、彼らが店舗に連絡して、何があろうと彼女のためのシューズを用意してくれます。それは、いまやルブタンが、ゼンデイヤの代名詞ともいえるからです」 ローチはインタビューの最後に、このブランドを選ぶ明白な理由として「あらゆるファッションに最高にマッチするから」と説明した。
From Harper's BAZAAR.com