初めて猫を飼う夫が名付けた保護猫・銀ちゃん 迎えて夫婦の暮らしは一変 妊娠中の妻に寄り添い、家族の絆が深まった日々
銀ちゃんの性格と家族の生活の変化
銀ちゃんはその性格からも「ワンちゃんみたい」と友人から言われるほど、呼ぶとすぐに駆け寄ってくるような甘えん坊な面があります。 また、夜は飼い主さんと一緒に寝たり、来客があるとテーブルの上に乗って自己アピールをしたりと、非常に社交的な一面も持っています。家の中では、ねずみのおもちゃが大好きで、飼い主さんや夫が投げたおもちゃを持ってきて遊ぶ姿がよく見られます。時には「ニャー」と鳴いておもちゃを足元に持ってきて、遊びたがる姿がとても愛らしいです。 銀ちゃんをお迎えしてから1歳になるまでは、体調を崩すことが多く、病院通いや投薬などでお世話が大変な時期もありましたが、その分、呼びかけに応じてすぐに来てくれたり、静かな夜を一緒に過ごしたりする時間が夫婦にとってかけがえのないものとなりました。 夫もまた、銀ちゃんとの出会いを通じて大きな変化を感じました。もともと猫に対してはそこまでの興味を持っていなかったものの、銀ちゃんが家族の一員となってからは、「銀がいない生活は考えられない」とよく口にするようになったと言います。 特に夫が帰宅すると、銀ちゃんは必ず玄関で出迎え、「ただいまの撫で撫で」を求めるかのようにごろんと転がります。この瞬間が夫にとって一日の疲れを癒す、何よりの幸せな時間となっているのです。 飼い主さんは銀ちゃんとの生活を通じて、Xのアカウントを作成しました。これは単に銀ちゃんの成長記録を残すためだけでなく、保護猫という選択肢も広めたいという願いから始まったものです。多くの人に、保護猫が素晴らしい家族となることを知ってもらいたいという思いが込められています。 今、飼い主さん夫婦の間には、子どもが誕生しました。そのため、以前ほど銀ちゃんにかまう時間が減ってしまいましたが、飼い主さんは銀ちゃんに寂しい思いをさせないように常に心掛けています。銀ちゃんは家族にとって大切な存在であり、これからもずっと健康で長生きしてほしいと願っています。 銀ちゃんとの日々は、愛と絆に満ちたものです。これからも、飼い主さんとその家族は銀ちゃんと一緒に幸せな時間を過ごし続けることでしょう。そして、保護猫という選択肢をもっと広め、他の人々にも保護猫との素敵な出会いがあることを願ってやみません。 (まいどなニュース特約・梨木 香奈)
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