MLB=スキーンズらが新人王、先発投手2人選出は43年ぶり
[18日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は18日、今季の新人王を発表。ア・リーグからはルイス・ギル投手(ヤンキース)、ナ・リーグからはポール・スキーンズ投手(パイレーツ)が選出された。両リーグの新人王がいずれも先発投手となったのは、1981年以来43年ぶり。 26歳のギルは2021年にメジャーデビューしていたが今季も新人王の権利を有しており、29試合の先発で15勝7敗、防御率3.50、171奪三振をマークした。ヤンキースからの新人王選出は17年のアーロン・ジャッジ外野手以来で史上10人目。 22歳のスキーンズは23年のドラフト全体1位指名を受けた超有望株。メジャーデビューした今季は23試合の先発で11勝3敗、防御率1.96、170奪三振の成績を残し、初選出されたオールスターでは95年の野茂英雄以来となる先発の大役を担った。パイレーツからの新人王は04年のジェーソン・ベイ外野手以来の史上2人目で、ドラフト全体1位の新人王は15年のカルロス・コレア内野手に続く史上5人目。 ファイナリスト3人に残れなかった今永昇太投手(カブス)は、3位票を4票獲得しての4番手だった。