シフィオンテクから2度目の勝利をゲットしたガウフの決勝トーナメント進出が確定「かなり自信を持っていた」 [WTAファイナルズ/テニス]
シフィオンテクから2度目の勝利をゲットしたガウフの決勝トーナメント進出が確定「かなり自信を持っていた」 [WTAファイナルズ/テニス]
女子トップ8によるエリート大会「WTAファイナルズ・リヤド」(ファイナルズ/サウジアラビア・リヤド/11月2~9日/賞金総額1525万ドル/室内ハードコート)の大会4日目に行われたオレンジ・グループのラウンドロビン(総当たり戦)第2戦で、第3シードのココ・ガウフ(アメリカ)がディフェンディング・チャンピオンで第2シードのイガ・シフィオンテク(ポーランド)を6-3 6-4で倒して2連勝を飾った。 ~WTAファイナルズ・リヤドのラウンドロビンで2連勝を飾ったガウフ選手~ 3-3から2度連続でサービスダウンを喫して第1セットを落としたシフィオンテクは第2セットでは先行して3-3から2度目のブレークに成功したが、そこから最後の3ゲームを連取したガウフが1時間48分でシフィオンテクに対する2度目の勝利を決めた。 「最高の気分よ。過去の対戦成績(シフィオンテクの11勝1敗)では不利だけど、私はこの試合にかなり自信を持っていた。もちろんイガとの対戦は厳しいけど、試合を通した自分のプレーぶりにはとても満足している」とガウフは試合後にコメントした。 「ダブルフォールト(11本)はあったけど、気持ちを乱されることはなかったと思う。武漢ではそれで崩れてしまったけど、ここではそうならないように心掛けた。今の私は変化の過程にあるから、アップダウンはあるけど正しい方向に進んでいると感じている」 先に行われた同グループの試合では第8シードのバーボラ・クレイチコバ(チェコ)が第6シードのジェシカ・ペグラ(アメリカ)を6-3 6-3で下し、シングルスでの大会初勝利を挙げた。 この結果で2位以上を確保したガウフの決勝トーナメント進出が決まり、2試合連続ストレート負けのペグラは予選敗退となった。 またシフィオンテクが敗れたことにより、アーニャ・サバレンカ(ベラルーシ)がWTAランキングで初の年末世界ナンバーワンとなることが確定した。 WTAファイナルズはWTAツアー最終戦で、今季の成績上位8名(ダブルスは8組)のみで争われる。4人(ダブルスは4組)ずつのグループに分かれたラウンドロビンを行い、上位2名(ダブルスは2組)ずつが決勝トーナメントに進出する形式で行われる。
テニスマガジン編集部