つい増えがちな「まだ使える紙袋」。収納の達人7人に、ベストな整理術を伝授してもらいました!
「まだ使えるかも」と思っているうちに、どんどん増えていって収納スペースを圧迫する「紙袋」。一度整理しても、またいつの間にか増えてしまって元通り……なんてこと、ありませんか? 【写真12枚】整理収納アドバイザー7人の「紙袋の上手な収納ワザ」を写真で見る。増やしすぎないためのルールとスペース決めがポイントでした! そこで今回は「紙袋」の上手な収納ワザを、整理収納アドバイザーの資格をもつ「kufuraメンバーズ・プロ」のみなさんに教えていただきました。収納の達人たち7人のテクニックを、4つのポイントに分けてご紹介します!
1:「いる・いらないの基準」をハッキリ決める
響子さん「紙袋は使用頻度が少ないので、“大きめのサイズで雑古紙を資源ごみで捨てる時に使える”、“形・見た目が良くて贈りものなどに使える”、などある一定の基準を超えた紙袋のみ残すようにしています。 収納には『セリア』の『ランドリーバスケット(ポリ袋45L用サイズ』を使用。大きめの紙袋の上部を折り込んだものを1枚“仕切り”として使って、種類別に分けています」 のぞみさん「わが家ではいつもエコバッグを持ち歩いているので、紙袋をもらったり購入したりすることがほとんどなく、余計な紙袋が溜まることはありません。いただいた紙袋がある時は、大きめサイズなら紙ゴミ(資源ゴミ)を出す時のために取っておいて、小さいサイズの紙袋はすぐに処分してしまいます。 紙ゴミはA4サイズ程度の大きさのものが多いため、A4が折らずにそのまま入るサイズかどうか、という基準で区別しています。 そうすることで、疲れて帰ってきた時や、子どもが紙ゴミを捨てる時も、何も考えずサッと処分しやすくなります。“折って捨てる”などの余計なアクションがあると、それが面倒になって、不要なものが家に溜まりやすくなってしまうと感じます。 必要なサイズに明確な基準があるので、家に入ってきた紙袋を見るたびに、いつか使うかな、きれいだから取っておこうかなと迷うこともありません」
2:「決めたスペース」に入りきる分だけ残す!
海老原葉月さん「大きめの紙袋に入り切る分だけにしています。サイズはさまざま。同じサイズに固まらないようにしています。 中にしまう分は、汚れのないものを厳選。きれいに折りたたんで、かさばらないように収納しています」 Ayakaさん「子どもがいるので、学校で使うなど、なにかと必要になることが多く、しかも大きさも多種多様なものを使います。いざという時にやっぱりないと困るので、なるべくボロボロじゃない限りは取っておくようにしています。 ただルールがあって、『IKEA』の『SKUBB』というボックスに入れられる分だけ。 ボックスに入らないものや、明らかに外で使わないくらい汚れたものは、細かい紙ゴミを入れるゴミ袋として使っています!」 ゆきさん「紙袋はだいたい7~10枚くらいをとっています。今はエコバックを使うことが増え、紙袋をもらう頻度がぐっと減ったように思います。そうなってみて改めて、いっぱいなくてもいいなと感じています。 それでも片づけの時や服をクリーニングやリサイクルに持って行く、ちょっと人に何かを渡すなどの時に使うこともあるので、厚手のしっかりしたものから優先的にとっておくようにしています。 収納は『無印良品』の『アクリル仕切りスタンド(小)』を使用しています。3仕切りになっているので、大・中・小に分けて収納できるのが便利です。とっておく枚数は、ここに収まる分だけ。 置き場所はクローゼットの上の段。手を伸ばしてサッととれるように、一目でわかる位置に置いています。小さい紙袋は奥に行きすぎてしまうと取りづらくなるので、適当な厚紙で保護しています」