「アウトドアプロダクツ」初のアパレル店舗が中目黒にオープン
ベイクルーズは「アウトドアプロダクツ(OUTDOOR PRODUCTS)」の初の路面店を3月30日に中目黒にオープンする。売り場面積は約132平方メートル。店内はメキシコ出身の建築家ルイス・バラガンの建築にヒントを得た明るい色使いで、日常に寄り添う温かなブランドの世界観を表現した。 【画像】「アウトドアプロダクツ」初のアパレル店舗が中目黒にオープン
商品デザインはセレクトショップ「シンゾーン(SHINZONE)」設立者の染谷真太郎がディレクションし、30~40代の女性に向けて手に取りやすい価格帯のメンズライクなウィメンズカジュアルを提案する。コンセプトは日常を彩る「ユージュアルシングス」。染谷ディレクターは「シンプルで軽くて丈夫、そしてリーズナブルという元々のブランド理念を尊重しながらアパレルコレクションも作り上げた」という。
2024年春夏シーズンは、LAに住む“ダウンタウンガール”をデザインテーマにした。首元のネックラインが綺麗に見えるよう計算されたスクエアネックのボーダーカットソー(4950)円は、特殊な加工で着古したような風合いを加えた。そのほかフラワープリントの開襟ワンピースやビッグシルエットのボタンダウンシャツ(7920円)など、ビンテージ調の雰囲気も大事にしている。同店限定で古着のリメイク商品も一部販売する。「鹿児島に住んでいる40代の姉をイメージし、特に地方に住んでいる女性に気軽に手に取ってもらったり、普段なかなか触れない古着やビンテージのムードを楽しんだりするきっかけにしてほしい」。
シグネチャーとして押すのはシングルテーラードジャケット(1万2100円)とそろいのハイウエストのテーパードパンツ(7700円)。ウールライクなポリエステル生地を使用し、カジュアルに着こなせるセットアップを提案する。染谷ディレクターの「値段以上の品質を徹底する」姿勢を、ベイクルーズの生産背景で実現できるものから商品化しているといい、今後はデニムなどのカジュアルなボトムスも時間をかけて増やしていく予定。