【ワークマン速報】発売前の新作キャンプギアを潜入チェック! 来春投入予定のアイテムをイベントで公開
発売延期→中止となった幻の四角い真空コンテナがいよいよ!
──スクエア真空ハイブリッドコンテナの先行サンプル。カラバリはブラックとカーキの2色展開になる模様だ。 2021年に発売されるや否や、保冷&保温力の高さから大ヒットとなったのが「フィールドコア・真空ハイブリッドコンテナ」だ。断熱性に優れる真空構造を採用しており、1900円という安さも手伝って争奪戦状態に。翌2022年は本体が樹脂カバーで覆われたデザインとなり、アウトドアテイストが一気に高まった。価格は2500円にアップしたものの、前年度以上に売り上げを伸ばす。そして2023年は、容量を約4.6Lから約5Lへ増やした「真空ハイブリッドコンテナL」へと進化し、価格は2900円へ。聞くところによると、今夏は猛暑日が続いたため、店舗によっては作業着や一般アパレルを差し置いて売り上げトップになった月もあったというから驚きだ。 そんな快進撃を続ける真空ハイブリッドコンテナのバリエーションモデルとして、2022年に先行サンプルがお披露目されたのが「スクエア真空ハイブリッドコンテナ」だ、その名のとおり形状を円筒形から直方体としたもので、当初は2022年12月発売予定としてアナウンスされた。しかし諸般の事情によって延期が度重なり、ついには発売そのものが中止となってしまったのだ。ワークマンのオンラインストアには、商品ごとに入荷したことを購入希望者にメールで知らせるリクエスト機能があり、スクエア真空ハイブリッドコンテナについてはその申し込み数がケタ違いだったというから、それだけ待ち望んでいた人が多かったということだ。 発売中止という苦渋の決断をしたあとも、実は水面下で開発を続けていたという。中止に至った理由の一つとしては断熱ムラが挙げられ、特に四隅の保冷&保温力が落ちやすく、想定したデータがなかなか出せなかったようだ。そうした数々の難問をクリアし、いよいよ来春には発売できる目処が立ったという。円筒形の継続モデルよりも重量がおよそ2倍に増えてしまったため、その重さに耐えられるようにハンドルのピボットにはステンレスを採用。価格については、当初は4900円と発表されていたが、おそらく5800円ぐらいになってしまうとのこと。とはいえ、円筒形よりも使い勝手がいいことは明らかであり、発売されれば大ヒット間違いなしだろう。 ──もちろん中身もスクエアだ。食品トレーが入れやすいというのが最大のメリットだろう。 ──筆者が愛用している2022年モデル。ブロック氷が24時間後も原型を留めるほどの保冷力!