【KNOCK OUT】福島から配信大会でメイン久井大夢「試合魅せてピッチ戦アピールしたい」
立ち技打撃格闘技KNOCK OUT(ノックアウト)の、KNOCK OUT-BLACK(ヒジなしルール)スーパーフェザー級(-60キロ)、同ライト級(-62・5キロ)同時2階級王者・久井大夢(19=TEAM TAIMU)が、11月2日に開催される「D.ダイバーpresents THE KNOCK OUT FIGHTER」に出場する。 久井はスーパーファイト・KNOCK OUT-RED(ヒジありルール)-60・5キロ契約3分3R延長1Rで、ロムイーサン・TIGER REON(31=タイ)と対戦する。KNOCK OUTが新たにつくった総合トレーニング場・イベント会場「KNOCK OUT TRAINING CAMP常葉」(福島県田村市常葉町)のこけら落としとして配信で行われる初の大会で、今年なんと7戦目に臨む久井は、勝利の先にリベンジマッチを見据えていた。以下、久井のインタビュー(一部抜粋)。 -今回は配信用の大会なので無観客になります。そこはどう思っていますか 「自分的にもやっぱり初めてなので、何かワクワクするというか『どんな感じになるんやろう?』というのが自分でも楽しみですね。セコンドの声とかは聞こえやすいのかなと思いますけど」 -改めて対戦相手の印象は 「前回、福岡で対戦したペップンソン・フォームドジム選手は、パンチャーかと思っていたら、結局、そこまでではなかったんですけど、その時の試合前に思っていたような感じかなと思ってます。どちらかというとパンチ重視というか。ペップンソン選手よりはパンチで出てくるのかなと」 -その中で警戒しなきゃと思っている部分は 「パンチはけっこう重そうやなというのと、あとはヒジですね、タイ人なので。首相撲も注意点ですね」 -これでタイ人との対戦も4回目。タイ人だからという意識はありますか 「もう3試合やったのでタイ人だからというのはそこまでないですね。慣れてきたかなと思います。でもタイ人との試合の時は、ヒジをかなり警戒しないといけないので、そこは日本人との試合とは違いますね」 -首相撲は 「首相撲は広島のTRASHというジムに行かせてもらって、そこでやっている練習が生きてきていると思います。TRASHでやっていることが、自分の首相撲の源だと思うので」 -今回はどういう試合をして、どう勝ちたいですか 「やっぱりKO、魅せる試合が一番ですね。初めての大会で、初めての場所でやることやし、そこでメインでやらせてもらうっていうことは、そういうことやと思うので倒したいですね」 -今回、8角形のリングでの試合になります 「やってみないと分からないところはありますけど、コーナーがなくなるので、詰めにくそうですよね。コーナーに追い込めないというか。ただ、リングで練習することも少ないので、そこもやってみてという感じです」 -9月のペップンソン戦では、8月のチョット・サレイヴァントン戦のフィニッシュになった胴回し回転蹴りも何度か出していました 「前回、それで倒せたというのもあるし、大技の一つとして出したという感じですね。僕は基本的にバックスピンキックが多いんですけど、この前はチョット戦の影響もあって、胴回しが多くなりましたね」 -この試合が11月頭で、もちろん勝つ前提だと思いますが、その先というと 「やっぱり12月30日の横浜武道館大会は、大きい大会なので出たいですね」 -ビッグマッチですし、大きなカードになると思いますが、戦いたい相手は 「やっぱり負けた相手にはリベンジしないとアカンなと思ってるので、ピッチ・ソムパッツ選手ですね。今年負けたので、やっぱり今年やり返したいなっていうのもあるので」 -ピッチ選手は8月大会で初来日し、激闘の末に小森玲哉選手に勝利しました。あの試合は 「やっぱり強いなと。カンボジアだけで強いんじゃなくて、日本でやっても強いんやなっていう印象ですね。けど、今やったら負けないなっていう自信もあります」 -その根拠とは 「やっぱり自分が試合を重ねて強くなっていて、レベルも上がっていってると思うので、今やったら勝てる自信があります」 -それを実現させるためにも、今回はいい勝ち方をしないとですね 「そうですね。試合で魅せて、アピールしたいと思っています。とりあえず今回の試合に集中して、次また試合を組んでもらえたら、そこに向けてやっていきたいと思っています」