大東大・棟方一楽、U20日本記録で優勝「100点中100点」 上尾シティハーフ/陸上
上尾シティハーフマラソンが17日、上尾運動公園陸上競技場発着で行われ、ハーフマラソン大学生男子の部は大東大の棟方一楽(かずら、2年)が1時間1分38秒で優勝した。18キロ過ぎで後続を突き放して三浦龍司(現SUBARU)が順大1年時に出したU20日本記録(1時間1分41秒)を更新。「(三浦の記録を破った)実感は全然わかない。こういう機会は初めてなのでびっくりしている」と驚きつつも、会心の出来に「今日の走りは100点中100点」と頬を緩めた。 青森・弘前実業高出身。今年1月の箱根駅伝の出走は叶わなかったが、11月の全日本大学駅伝では5区区間6位に入った。箱根の希望区間は1区。夢の舞台に向けて「記録保持者に恥じないように、これからもしっかり結果にこだわって、チームの中でも高い意識で日々の生活を過ごしていきたい」と気を引き締めた。