松山英樹は2位タイ、7打差から猛追も10年ぶりV届かず マクグリービーが大会新で優勝【ダンロップフェニックス】
■男子ゴルフ・ダンロップフェニックストーナメント 最終日(17日、宮崎県・フェニックスカントリークラブ、7042ヤード、パー71) 首位と7打差の3位でスタートした松山英樹(32、LEXUS)は、最終日は6バーディー、1ボギーの「66」で回り、通算18アンダーの2位タイでフィニッシュ。 2014年以来10年ぶりの優勝を狙うも、この日スコアを5つ伸ばしたが首位のM.マクグリービー(29、アメリカ)との差を埋められず。 同大会で最大の逆転スコアは1984年S.シンプソンの「7打差」で、松山は40年ぶりの快挙に挑んだが4打差で終えた。マクグリービーはトーナメントレコード(-21)を更新する、通算22アンダーで優勝を果たした。 最終組でスタートした松山は、前半は3バーディー、ノーボギーで同組のマクグリービーと5打差に。後半は10番でボギーを叩くが11番、13番でバーディーを奪い、4打差に迫った。 勝負の終盤、14番でもバーディーチャンスを迎えた松山は、わずかにカップインならず肩を落とす。15番はマクグリービーがロングパットを沈め、通算22アンダーと再び後続と5打差に広げる。 15番、16番とパーの松山は17番でこの日6つ目のバーディーでギャラリーを沸かせると、2日目にイーグルを奪った最終18番へ。だが、ラフからのセカンドショットが右奥の木に当たり、苦しい展開に。最後はバーディーフィニッシュとはならずも、パーで締め、安定したゴルフで今大会を終えた。 【最終日・結果】 1位)-22 M.マクグリービー 2位)-18 松山英樹、S.ノリス、アクシャイ・バティア 5位)-17 S.ビンセント