便秘に下痢、更年期の悩みも…専門医が教える「腸にいい10のこと」|STORY
温めたり、食事が大切なのは知ってるけど……。暑くても、腸にイイことを諦めない!専門家の意見を伺いました。
Q1.「暑い時期の腸」はどんな状態に?
【A. 冷房と冷たい食事で腸が冷えて、機能低下に……】 昔は「暑さによる体調不良」というのが夏の不調の主流でしたが、今は冷房により内臓まで冷えてしまい、便秘・下痢・生理痛・胃もたれなどの症状を訴える人が多いです。
Q2.夏の腸活、意識することにちがいは?
【A. 屋外では熱中症対策、屋内では可能な温活を】 秋冬は必然的に暖かい格好をしますが、夏は体を冷やしたいですよね。熱中症対策はもちろん大事なのですが、室内ではクーラーをつけながらも内臓を冷やさないように温めて!
Q3.「腸にイイ水分補給」って?
【A. 麦茶にお塩を入れて、ミネラル不足を補いましょう】 脱水は、細胞に水分が届かない状態になるので疲れやすさの原因に。ミネラルや鉄分は汗で抜けてしまうので、補うためにオススメなのが、麦茶にお塩を入れること!
Q4.冷たいものを摂らざるをえない夏、オススメのリカバリー法は?
【A. 副菜で温かい物、涼しい腹巻きなどを活用して!】 主菜で夏らしいものを摂取しても、必ず味噌汁を添えるなどトータルでバランスが取れればOKです。腹巻きとパンツが一体化した形が便利。 ヒートテックウエストウォームショートパンツ¥1,290/ユニクロ
Q5.夏になると「下す」タイプと「便秘」になるタイプ、それぞれの解決策は?
【A. 下す人は水分量を調整、便秘の人はマッサージを】 下しがちなタイプは、摂取する水分量を減らして。便秘しがちな方は、つまり腸が冷えて動いていない状態なので、横に揉んだり「の」の字のマッサージで刺激を与えましょう。
Q6.子どもにオススメの腸活食材は?
【A. カボチャやチーズ、グラノーラなら食べやすいはず】 ヨーグルトに追加して食べるグラノーラは我が家でも重宝しています。食物繊維やアミノ酸が豊富。食物繊維は善玉菌のエサになって、良い腸内環境の促進を助けてくれます。
Q7.子どもが夏風邪をひかないための、免疫力アップ法は?
【A. 「夏こそ湯船につかる」を意識して!】 暑い夏はシャワーで済ましがちですが、夏こそ体を芯から温めて。夏期講習で座りっぱなしの子も運動不足になりがちなので、階段を利用するなど少しでも腸を動かして。