「代官山落語昼噺」林家つる子が『紺屋高尾』を女性目線で深堀り
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。 【水先案内人 広瀬和生のおススメ】 今年3月、落語協会としては12年ぶりの抜擢真打昇進(11人抜き)を果たした林家つる子。彼女は古典落語の大ネタに登場する女性にスポットを当てる画期的な試みを行なっている。 その1つが『紺屋高尾』で、通常の「紺屋の職人久蔵が金を貯めて高尾に会いに行く」という『紺屋高尾』もやりつつ、サイドストーリー的に「久蔵に出会うまでの高尾の人生」を描く『紺屋高尾~高尾編~』も創作した。 「代官山落語」では今年1月に三遊亭兼好が『紺屋高尾』を演じたが、今回の「代官山落語」ではつる子に『高尾編』で「久蔵に出会った時の高尾の心情」を解き明かしてもらい、後半のトークでは更に深掘りすることになる。 <公演情報> 代官山落語昼噺 林家つる子『紺屋高尾~高尾編』 2024年9月7日(月) 東京・晴れたら空に豆まいて 開場 13:30 / 開演 14:00