きょうの関東はまさに小春日和！日差しがたっぷりと降り注ぎ、東京の最高気温は18.3℃。20℃を超えたきのうと比べると少し低くなりましたが、平年より4℃ほど高く、日中は上着がいらない暖かさでした。ただ、まさに冬の天気分布となっていて、太平洋側はよく晴れた一方、日本海側は不安定な天気となっています。 不安定な天気の原因は、上空に強い寒気を伴った低気圧。日本海の低気圧があす朝にかけて北海道付近を通過し、あさってにかけてオホーツク海を北上する見込みです。低気圧に向かって流れ込む暖かく湿った空気や、北日本から西日本の上空に流れ込む強い寒気の影響で、北日本から西日本では、30日にかけて大気の状態が非常に不安定となる所がありそうです。 今夜遅くからあす未明にかけての発雷確率は、北陸や東北の日本海側を中心に高くなっています。落雷や竜巻などの激しい突風、急な強い雨にご注意ください。 あすも一日を通して、北陸や東北を中心に日本海側には断続的に雨雲が流れ込む見込みです。西日本を中心に太平洋側も一部、雨雲が流れ込むところがありそうです。あす朝は、北海道では平地も含めて広く雪、本州でも山沿いを中心に雪が降る見込みです。 太平洋側は、東日本を中心にあすも一日を通して晴れそうです。その分、空気の乾燥も進みますので、火の取り扱いにご注意ください。また、乾燥した時期はインフルエンザなどの感染リスクが高まりますので、体調管理にも十分ご注意ください。