「誰を使っても良い状態」清水の秋葉監督が4ー0完勝で7連勝のチームに手応え!「優勝まで突き進んでいきたい」
「去年の悔しさが我々の背景にあります」
清水エスパルスは5月11日、J2第15節で鹿児島ユナイテッドFCとホームで対戦。開始1分に中村亮太朗のゴールで先制すると、43分には北川航也の得点でリードを広げる。後半も68分に住吉ジェラニレショーン、82分に西原源樹の加点で突き放し、4-0で大勝。7連勝を飾った。 【PHOTO】華やかなダンスパフォ! Jクラブチアが国立に大集合! 試合後のフラッシュインタビューで、秋葉忠宏監督はチームのどん欲な姿勢に言及した。 「去年の悔しさ、絶対に忘れてはいけないものが我々の背景にありますから。勝利の飢えや渇きみたいなもの、これは絶対に無くさずに、優勝するまでしっかりやりたいと思っています」 後半の途中に4バックから3バックに変更。その意図については、こう語った。 「本当は前からプレッシングに行きたかったのですけど、鹿児島さんも上手くずらしてくるので、なかなかハマらないところもあったので。だったら、後ろをふさぎながら、より前向きなプレッシングに行こうと思いました。我々にはすぐに反応できる選手がたくさんいますので、非常に助かっています。良かったです」 中村、北川、住吉のゴールは、セットプレーの流れから生まれたもの。指揮官は、コーチ、キッカー、得点者を称える。 「コーチの依田(光正)とか市川大祐を含めて、非常によくやってくれています。キッカーの矢島慎也と山原怜音、中で高さのある選手が迫力を持って、ただ触るとか決めるじゃなくて『絶対に、何が何でも決めてやるんだとか、何が何でも触るんだ』というメンタリティを見せてくれたからこそのゴールでしたから、続けてほしいです」 まだ、ダメ押しの4点目を決めた西原ら、途中交代で入った選手の活躍も評価し、チームの充実ぶりに胸を張った。 「誰を使っても良い状態ですから。また明日、トレーニングマッチがありますので、そこで良い選手をどんどんピッチに送り出そうと思います。全員の力を持って必ず、優勝するまで突き進んでいきたいです」 そして、ファン・サポーターに向けて「最後の最後、優勝するその日まで、ぜひ我々とともに戦って下さい」と呼びかけた。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部