大谷翔平の〝50号記念球〟を守る警備員に…不安の声「何かあった時に守れるのか」
ドジャース・大谷翔平投手(30)の50号記念球がプレミア12の行われている台湾で13日から展示開始。連日多くのファンが訪れる大盛況ぶりとなっている。 【写真】50号ボールを見守る警備員の様子 この記念球は米オークションサイト「ゴールディン」に出品され、台湾のIT企業「UCキャピタル」が439万2000ドル(約6億8000万円)で落札。オープニングラウンドがスタートした13日から台北の高層ビル「台北101」の88階の展望台で公開された。 日本―韓国戦(台北ドーム)が開催された15日にも、多くのファンが来場。平日の昼間の時間帯であることに加え、展示されている展望台への入場料として約3000円を要するにもかかわらず大混雑で、券売所や展望台へのエレベーターは長蛇の列をなしていた。 50号記念球の展示スペースには現地のファンのみならず日本人ファンも多く訪れ、老若男女、常時100人近くが行列。思い思いに記念撮影を行っていた。 そんな中、意外な視点から注目を集めたのが記念球の両脇を固める2人の男性警備員だ。黒いスーツ&黒いマスクに身を包んだ男性2人が時間シフト制で約7億円の白球の警備を担当していたが、この日に訪れた女性ファンの1人は「私が見た時間帯はアルバイトと思われる学生くらいの若い細身の男の子2人が警備していたけど『何かあった時に本当に守れるのかな』と思って…。もちろん外見だけで判断するべきではないけど、見ていて少しだけ不安になりました」と心配そうにポツリ。 500メートル超の高層ビルで白昼堂々と盗みを働く不届き者が現れる可能性は限りなく低いのかもしれないが、屈強な警備員を想像していたファンの間では不安の声が少なからず上がったようだ。
東スポWEB