豪華歌手らが熱いステージ 聴衆300人「奄美歌謡」に酔う 鹿児島県・喜界島で歌謡まつり
奄美を代表する歌手らが共演する「秋の奄美歌謡まつりin喜界島」がこのほど、同町自然休養村管理センターであった。島の第一線で活躍する歌手5人をはじめ、ゲストや一般町民ら豪華18人が出演し、熱いステージを披露。会場を埋め尽くした約300人の聴衆が奄美歌謡の世界に酔いしれた。 島が誇る奄美歌謡界を盛り上げていこうと初開催。ステージは3部制で、地元書店のブックス銀座、奄美共同印刷が共催した。 第1部は、歌謡曲好きの一般人11人が懐かしの新民謡や島発のポップス曲などをにぎやかに発表。第2部は、唄者の川畑さおりさんとシンガーソングライターの長島稔さんの喜界島出身の2人を特別ゲストに迎え、オリジナル曲などに聴き入った。 第3部は、長謙三さん、川口真知子さん、福永則雄さん、平紀久美さん、金井直利さんの花形5人が勢ぞろい。それぞれが3曲歌い、一流の歌唱力と往年の名曲で聴衆を盛り上げた。 主催者の太利重芳店長は「喜界島では初の試みで、奄美歌謡を広く知ってもらおうと企画した」と強調。「著名な歌を生で聴いて、少しでも興味を持っていただければ」と笑顔で話した。